これも湿原ではおなじみのスゲです。ミタケスゲよりはイガイガ(種子)が小さくたくさんついていますこの形状になるスゲは低地ではまず見ませんから、私にとってはこのスゲが出てくると高いところに来たなぁという思いを抱かせてくれる存在です。
低地にも普通にあるホタルイです。浅い池塘に群落がありましたが、低地で見るものに比べ繁茂ぶりはおとなしい感じです。高山に適応したものなのでしょう、この種の生育範囲の広さに驚きです。下界では厄介な水田雑草とされて嫌われていますが、ここでは周りと調和して細々と暮らしている感じです。