森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

カエデ科のいろいろ オオモミジ

2015年11月07日 | 自然観察日記
カエデ科の樹種が沢山出てきてなかなかいい勉強になりました。新潟では見られない種から馴染みのあるものまで見ることができました。それを列挙してみます。
まずは、オオモミジ。この種は新潟ではまず見られない種。分布していないとされています。このオオモミジの葉の裂片は5枚が多いようですが、7裂するものもあります。

カエデ科のいろいろ ミネカエデ

2015年11月07日 | 自然観察日記
標高が高くなるとミネカエデは普通に出てきます。ここも海抜1300mくらいありますからミネカエデの生息圏内。しばしば高山などに出かける関係で大変馴染みのある種です。そういう意味で一定の海抜以上ではごく普通の種のような気がしています。

カエデ科のいろいろ ナンゴクミネカエデ?

2015年11月07日 | 自然観察日記
この葉は頂部の裂片が尾状に長く伸びています。このようなタイプはナンゴクミネカエデになるようですが、そのほかの形質を観ていませんから葉だけでは断定できません。しかし、ナンゴクミネカエデといわれる種がこのあたりにいても不思議ではないでしょう。

カエデ科のいろいろ イタヤカエデ

2015年11月07日 | 自然観察日記
イタヤカエデでもいろいろな分類がなされているので、厳密には分かりません。日本海側にはアカメイタヤが太平洋側にはイタヤカエデが分布するというのを根拠にしているだけです。

カエデ科のいろいろ アサノハカエデ

2015年11月07日 | 自然観察日記
アサノハカエデです。葉の質感に特徴があります。

今回の確認できた種は以上でしたが、丁寧に観てくればさらに出てきた可能性があります。それにしてもカエデ科の仲間は難しいグループの一つで、なかなか見極める目を持つことができません。