森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

サワフタギの実

2015年11月28日 | 自然観察日記
秋の楽しみは紅葉ばかりでななく果実の色づきも楽しみの一つですね。比較的赤い実が多い中でサワフタギの瑠璃色の実は異彩を放っています。株一杯に実が付くと本当に感動ものなのですが、今回はそれほど沢山つけた株には出会いませんでした。とはいえ一粒でも魅了されます。

サワフタギの葉

2015年11月28日 | 自然観察日記
ハイノキ科の種で県内にはこの種以外にハイノキ科の植物を知りません。何の変哲もない葉の様でも言葉にはいい表しがたい特徴がありますから、一枚でもサワフタギを特定できます。柔らかい質感結構細かい葉脈などなど・・。花は春純白な小さな花を沢山つけて樹全体が白くなるほどです。別名ルリミノウシコロシ。材が固いことを表現したものだそうです。

ミヤマシキミ

2015年11月28日 | 自然観察日記
湿地から離れてブナ林に入るとミヤマシキミもきれいに色づいています。個体差がありますが、この個体は見事に沢山の実をつけて存在を主張しているようでした。雌雄異株。有毒?ミカン科。