タムシバに負けじとミヤマガマズミもいい味わいを出していました。ガマズミよりは幾分大きめの果実、色彩もより鮮やかに感じます。里山のガマズミ系の実成が数年芳しくなくて、久しぶりにたわわに実った実を鑑賞できました。ガマズミ酒にされて楽しまれる方もおられるとか、私は下戸でその方の趣味は皆無ですが、味はともかく綺麗な果実酒になるだろうとは想像ができます。
紅葉といってもまだ中途半端。赤く色づく葉ではありますが、すっきりとした赤い葉にはならないと思います。光の関係で紫がかった葉もこれはこれで素晴らしい。秋は様々な色彩に出会える季節で、自然の恵みのありがたさをしみじみ感じます。そして、日本に生まれて幸せだと思います。