ホソバノツルリンドウ 2015年11月22日 | 自然観察日記 車を置いてレストハウスの脇の道を歩き始めてまもなく、今回最大の出来事がありました。それは珍品のホソバノツルリンドウに出会ったことです。沢山の花がついていて、時には車も通るであろう道路わきの草藪に蔓を絡ませていました。過去に2度しか出会ったことがないものでとても珍しいものと理解しています。しかし、以前出会った時も深山ではありますが「こんなところとに?」という場所で人の手が加わった荒地に近い環境です。森が発達して安定した林床には暮らせない種なのだと考えています。
ホソバノツルリンドウの花 2015年11月22日 | 自然観察日記 ツルリンドウといっても里山で見るツルリンドウとは全くの別属で果実は液果を作りません。ツルリンドウ属を構成します。大きさ2から3cmで細身の花。葉も細い。
ホソバノツルリンドウが絡まる様子 2015年11月22日 | 自然観察日記 新潟県内では湯沢の奥で一回目撃しました。知人の話でも新潟県内での確認は希で珍品に値するようですが、群馬県内では比較的よく観察されているような記述がありました。