栗駒山

夏、いくつか県外の山に出かけてみました。そのうちの一つが栗駒山（1626ｍ）です。栗駒山は、秋田・宮城と岩手県の県境にそびえるいくつかの山体の一つのピークで須川温泉など多くの温泉を山麓にもつ東北有数の観光スポットになっています。
１２月からの冬ごもりの季節は今年訪れた場所を振り返りながらその時撮った写真をもとにしての話を続けることにします。しばらくは栗駒山で見た植物を取り上げることにします。

須川温泉から栗駒山

登山起点の一つがは1100ｍほどの須川温泉。ここに宿を取り比較的なだらかな山道を高山植物を見ながらのんびり登山を楽しめる場所ですから多くの人が訪れます。須川温泉脇には広く整った駐車場もあり日帰りで山を楽しむ方も多いところ。そういえば、２００８年の岩手・宮城内陸地震のときに山肌が大規模に崩落したばしょはこの栗駒山の南側の山麓部ではなかったでしょうか？須川温泉付近ではそのときの様子を思い起こさせるものは何もないのですが、一つの温泉が土砂に飲み込まれたことが思い出されます。

源泉の脇から栗駒山へ

須川温泉の源泉の脇から登山道が伸びています。源泉脇の小川にも熱い湯が流れ出ていてこれに触れて登りました。

須川温泉の源泉の一つ

これが登山道脇の源泉。これを誘引して広い露天風呂が作られていました。

山頂から見下ろす須川温泉

標高差約５００ｍ強。眼下に雄大な山麓が広がります。