森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ミヤマウツボグサ

2016年12月15日 | 自然観察日記
ウツボグサの仲間がありました。高海抜であり葉柄があるところからミヤマウツボグサと考えています。里山に見られるウツボグサとあまり変わり映えがしないのですが、幾分小型です。また、走出枝が確認できませんしかたまって生育している状態ではありません。花の落ちた後の花序の様子が靭(うつぼ)という矢を入れる道具に似ているのだそうです。残念ながら私はこれを想像することができなくて、「ウツボ」の意味を納得できていない一人です。