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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

夜回り先生のいのちの授業

2015-03-01 21:59:38 | 意見・所感
 深夜から雨が続く。
 きょうは夜回り先生こと水谷豊さんの講演会があることを急に思い出す。
 時間をみたらなんとか間に合いそう。
 
 期待通りの講演。
 夜の盛り場を徘徊する少年少女たちと真剣に向き合っている迫力がそのまま言葉となる。

                          
 「家から出て美しいものに浸りなさい。とくに自然への畏敬はとても大切。それとともに生きていると自分が強くなる。」
 「家に閉じこもるのではなく、外に出て汗をかこう。するとストレスや悩みはなくなっていく。」

                     
 いちいち納得する。
 「農的生活を修行しているオイラの道は間違っていないなー」と心強く思った。
 水谷さんの行動を貫いている魂は、「人間がいま生きるとはなにか」ということ。
 スマホやネットがなくたって充分生きていけることを強調する。

       
 水谷さんの精神は、今のおとなや社会に対する「怒り」「異議申し立て」にある。
 誰がこんな子どもたちにさせてしまったのか、という正義感にある。
 人間にとっていちばん大切なものとは何か、それを機関銃のように間髪いれず弾丸を打ちまくる。

 おとなが宿題をもらったんだな。
 この宿題は紙の上ではなく暮らしのなかで結果を出さなければならない。
 
コメント
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