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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

図解工事看板はすばらしい

2015-03-02 21:03:03 | 風景
 全国でトップニュースにもなったここ地すべり現場も春を迎えようとしている。
 工事の進捗は、崖の上段が終了し川の下段の補強が行われている。
 来年度は中段部分の工事へと移行していく。
 
                      
 順調な工事の進行は看板にも現れている。
 住民に対する説明が言葉ではなく「絵」でアッピールしている。
 これはわかりやすく大きな周知ツールとなっている。

                     
   
 従来の現場では専門用語満載の様式看板でこと足れりとした。
 いかにも形式的に看板を立ててやったという感があった。
 その意味で、こうした図解入りの看板は住民目線に近いものがある。
 こうした謙虚さは住民にとってはうれしいものだ。

                  
    
 崩落現場を迂回していた川が戻され、仮の川だった所はわずかな仮排水管から水が出ている風景へと変わったわけだ。
 近くの残土置き場も運んだ土砂があとわずかしか残っていない。
 それをみてもいよいよフィニュッシュに近づいていることがわかる。

 自然の脅威もスケールがでかいが、人間の技術も感心する。
 技術も自然から学んだものは人間にとっても心強い。
 技術者といえば専門オンチで看板のことまで考えなかった時代からいよいよ素人にわかりやすい謙虚さを発揮する時代にはいったようだ。

 その意味では、パソコンはまだまだ発展途上にすぎない。
 日本の技術者の出番ではないのかな。

   
コメント
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