カブがなんとか冬越えしてくれた。
根はやや固くなってしまったが、葉はジュースやゴマ和えなどで重宝している。
花はアブラナ科らしく十字型だ。
つまりこれも菜の花だ。
しかしそのそばに、怪しい足跡があった。
足跡はヒズメのように割れている。
これはイノシシかシカが偵察に来たに違いない。
隣の師匠に足跡を見せたら、それはシカではないかという。
数日後今度は、地上から30cmほどの高さでカブの先端が何本か食べられていた。
しかも、根こそぎカブが抜けていた。
食べ方からするとやはりシカのようだし、最近、ハンターがシカを近くで仕留めたという。
そういえば、ギョウジャニンニクはすっかり食べられてしまった。
隣の師匠から捕りたてのシカ肉をいただいた。
ひょっとすると、わが家に来ていたシカの肉かもしれないぞ。