山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

「百古里(スガリ)めぐり」の推進力は蕎麦屋だった 2

2015-03-29 20:50:21 | アート・文化
 歩いて15分ですべてを回れる「百古里めぐり」の推進力は、そば処の「百古里庵」にある。
 ときどき昼食にお邪魔するが、行く度に発見がある。
 
       
                      
 玄関には枕木の端材が置いてあり、ひょっこり花が添えられている。
 また、トイレのロールペーパーも枝に刺してあった。
 かように、センスの斬新さにしばしうなってしまう。

       
                  
 カメラに収める前に手打ち蕎麦をツルツルっと食べてしまった。
 しかし、使われている容器は陶芸家たちの作品でもある。
 こんなところにも心遣いがある。
 食材も地元産の旬の野菜を必ず使っているのもポリシーを感じる。

      
                       
 トイレ前のガラス戸の意匠といい、離れの茶室らしきたたずまいといい、すべてにジャポニズムと現代アートが貫かれている。
 こうした感性が「百古里めぐり」の源泉になっている気がする。
 そんな若女将の無駄のない接客と仕事ぶりが見逃せない。   
  
   
コメント (4)
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