先日二俣に行ったとき、NPO法人「元気里山」が運営するマルカワの酒蔵「叉水(サスイ)」を訪れた。
明治に建てられたという3階建ての蔵だが、木材の集積地として繁栄した往時を象徴する風格が随所に見られる。
今は地元の芸術家の作品が展示されたり、手作り体験やライブショウーなど多彩なプログラムが空間を飾る。

訪問した時は、2階で裂き織の作品が展示されていた。
昔の着物の素材を生かして荒く糸状にしておき、毛糸などと編み込むそうだ。
その風合いがデザインとして素朴な親近感と手触りを生み出す。

布を中心とした作品群がしばらく使われなかった蔵を明るくしている。
作家と訪問者とを身近につなぐ空間がそこにはある。
入り口では地元の物産を販売することで地域を潤す役割も担っている。
地元のNPOが地域密着型のまちおこしを具体化している姿がそこにはある。
そこから横断的なネットワークが生まれてきている。
それはNPOの真価を地域で耕す作業でもある。
閉塞の社会・地域の中から希望を取り戻す作業でもある。
一人一人の手応えをしっかりカタチにしていくパッチワーク作業でもある。
これからの地道な日々が希望を引き寄せる。
こうしたスペースをあらゆる地域で存在させていく「地域力」が求められている。
「地域創生」もこうした場を生まれるようにすることがカギではないだろうかと思えてならない。
明治に建てられたという3階建ての蔵だが、木材の集積地として繁栄した往時を象徴する風格が随所に見られる。
今は地元の芸術家の作品が展示されたり、手作り体験やライブショウーなど多彩なプログラムが空間を飾る。

訪問した時は、2階で裂き織の作品が展示されていた。
昔の着物の素材を生かして荒く糸状にしておき、毛糸などと編み込むそうだ。
その風合いがデザインとして素朴な親近感と手触りを生み出す。

布を中心とした作品群がしばらく使われなかった蔵を明るくしている。
作家と訪問者とを身近につなぐ空間がそこにはある。
入り口では地元の物産を販売することで地域を潤す役割も担っている。

そこから横断的なネットワークが生まれてきている。
それはNPOの真価を地域で耕す作業でもある。
閉塞の社会・地域の中から希望を取り戻す作業でもある。
一人一人の手応えをしっかりカタチにしていくパッチワーク作業でもある。
これからの地道な日々が希望を引き寄せる。
こうしたスペースをあらゆる地域で存在させていく「地域力」が求められている。
「地域創生」もこうした場を生まれるようにすることがカギではないだろうかと思えてならない。