山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

家康の嫡男信康の菩提寺「清龍寺」に行く

2015-03-10 18:26:27 | 歴史・文化財
天候不順な一日だった。
 霰が降ってきたと思っていたら、寒風に煽られて小雪が吹きすさぶ。
 きゅうきょ夕方から、薪づくりしてからダルマストーブにはりつく。

 先日、天竜二俣の「清龍寺」で行われた講演会に行ってみた。
 講師は元高校教師で民間宗教に詳しい横江良正さん。
 仏教の経典をいろいろ紹介してくれたが、ギリシャ哲学から現代政治までふつふつと知識が飛び出していくのに驚愕する。

    
時間があったので、寺の庭を散策する。
 そこには見事な「十六羅漢」像が配置されていた。
 新しいとはいえ、実に精巧な石像だ。

                          
 「五百羅漢」はときどき見たが、「十六羅漢」に出会うのは初めてだ。
 それぞれに名前があり、釈迦の代表的な高弟だそうだ。
 キリスト教にも似たような弟子がいたっけ。
 顔が日本人離れしている。
 仏像は生硬な固さがあるが、この羅漢の自由さを見るとホッとする。

   
ちなみに、当清龍寺は、家康の息子「信康」が家庭内騒動により信長から切腹を命じられて、その菩提寺となったのがこの寺だ。
 ドラマで出てくるようなそんな歴史上の寺が身近にあるのは興味深い。
 
                  
 当地に馳せ参じたのも「二俣めぐり」企画のおかげだ。
 残念ながら企画は「よそ者」だったが、 こうした町おこしイベントが地域主体のものになっていくよう願うばかりだ。
 十六羅漢さんも応援しているよね。  
  
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする