山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

天狗信仰と尾張屋旅館

2015-03-09 22:59:04 | 歴史・文化財
 7日の午後、天竜二俣の尾張屋旅館で「天狗信仰」の講話を聞きに行く。
 講師は秋葉山三尺坊権現講本部長の早瀬さん。
 天狗には各地域毎に謂れと格式があると言う。
 話は講談調で面白いが世俗的だ。

                    
 ただし、霊視して書きあげた天狗絵を展示していたがなかなか迫力がある。
 山岳信仰と天狗との関係は深い。
 実際、秋葉山の灯篭にあるマークは天狗の内輪になっている。
 
     
                
 材木業者が賑わった往年の痕跡が街なかに今もなお残っている。
 会場となった「尾張屋旅館」は江戸末期1857年創業の老舗だ。
 建物内のちょっとした建具にジャポニズムが顔を出す。

                 
                 
       
 日本のデザインの洗練さが室内外にそれとなくあるが、気がつく人は意外に少ない。
 講演会は、NPO法人「楽舎」主催の「昭和レトロの二俣めぐり」の一端であったが、さびれつつある街をぐらぐらと揺さぶったのは確かだ。  
                    
コメント
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