山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

中村文昭さんの「しゃべくり」が止まらない

2016-02-20 21:22:56 | 意見・所感
 年間300回以上の講演が殺到するという、中村文昭さんの講演を聞きに行く。
 三重の山間部で過ごした少年時代から物語が始まる。
 自分が育った山や川で食べ物を家に持ち帰ると、母が必ず褒めてくれる。
 それが、仕事とは人を喜ばすことにある、という覚醒の原点であったという。

                           
 誰もが経験する身近な例をあげて、これでもかと「人を喜ばす」意味を語る。
 わかりやすい。
 これだと相手が子どもであれ高齢者であれ経営者であれ教師であれ納得せざるをえない。
 落語の人情話のように感動を惹きつける。

                            
 「頼まれごとは試されごと」を強調する。
 人から頼まれたら自分が試されていると思って引き受けろ、という。
 できない理由を言うやつはいつまでもできないときっぱり。

        
 何のためにという自問自答をもって行動していくと、道が開けていくということだ。
 会場にはスクールバスで野球部の高校生がいっぱい来ていた。
 それを促した教師が素晴らしい。
 聴衆も若い夫婦が目立ったのも心強い。
 講演と連動して、過疎のこの町も捨てたもんじゃないことを示唆していた。
 
 
コメント
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