カキノヘタムシの被害もなんとか収まり、次郎柿も毎日のように食べられるようになる。今年は生り年のようなのでいっぱい収穫した柿で「柿酢」を作ることにする。
無農薬なので虫や病気の傷跡が半端じゃない。傷んでいるところを取り去り皮ごと瓶に入れる。もちろんこのまま食べてもじゅうぶん美味い。
柿の皮には発酵菌がついているので洗わないで汚れを布で拭き取るだけ。
瓶は消毒してから柿を投げ込む。水も酢も入れないで柿だけ入れこむ。
「シンゴジラ」のテレビ映画を見ながら包丁を使っているので注意が必要だ。
柿を全部入れたら瓶の上にはリードで被せて輪ゴムで止める。
数か月後には布巾で濾す予定だ。柿酢は、高血圧予防、抗酸化作用、ポリフェノールでさらさら血液等々、その健康効果が注目されている。カリウム量は黒酢の3倍、ワインの60倍のポリフェノールが含まれているという。
近所には熟れた柿が食べられることなく秋の風物詩となっているがじつにもったいないことになっている。オイラの少年時代はよその柿を盗み採りながらおやつにしたものだ。