車に乗る前、いつものように自販機で缶コーヒーを買う。どこのメーカーかはよく見なかったが、飲んでからラベルを見たら、牛丼チェーン「すき家」で有名な外食産業の「ゼンショウホールディング」のルワンダコーヒーだった。
それは、「世界から飢餓・貧困を撲滅する」という企業理念の一環としてのフェアトレード取引の商品ということだ。自販機にフェアトレード缶コーヒーを設置するのはきわめて画期的なことだ。
以前、映画「ホテル・ルワンダ」を観て、民族間の虐殺内乱の中で活路を見つけていくという刺激的な対策があったが、その後のルワンダの将来には関心がある。そこにゼンショウ社員が現地でフェアトレードをしているのは素晴らしい。
味はオーソドックスで新鮮さに欠けるが、まずは広まることを期待したい。ちなみに、ハマ寿司・華屋与兵衛はゼンショウ傘下の子会社だ。