一昨年、医者から鉄分が不足していると指摘され、鉄分抜群の「小松菜」を栽培している。放任しているとバカでかくなって手に負えなくなったこともあったので、こまめに収穫する必要がある。さっそく、間引きしてサラダにした。
数十年前、園芸高校の先生から初めて「ルッコラ」を試食させてもらった。当時はまだあまり知られていない野菜で先生の自宅で栽培した間引きのサラダだった。その匂いと食感のゴマ風味が忘れられない。このところ毎年作っているが順調に生育している。間引きしたものを朝食のサラダにする。
リーフレタスの仲間の「レッドロメインレタス」は、種からではなく苗を購入したものだ。はじめは元気がなかったが天気が安定してきたせいかこれも順調だ。やや苦みがあるがパンにはさんで食べはじめている。「ロメイン」とは、「ローマの」という意味だそうで、白菜のような結球のしかたが特徴だ。
いずれも、いただいた藁でマルチをしたのでとりあえずの防寒にはなっていると思う。つい、野菜不足になりがちの食卓に生でもOKの手軽で強力な助っ人が登場してきたのがうれしい。