裏の畑にあるシイタケ場は、このところちらほらかわいい芽を出してきた。そのうちのいくつかはさっそくうどん汁やみそ汁に参入している。ほだ木は3~4年目なのでもう廃棄してもいいようなものが7割くらいにもなっている。終活を始めたほだ木の生命力に感心する。しかし、きょう見たほだ木は満載シイタケだった。ただし、栄養が少なかったせいかキノコの厚みが薄い。近々、廃棄組と残留組とを仕分ける作業を始める予定だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/64/b22137169448310843ea5b901d5227a2.jpg)
いっぽう、裏山にあるナメコ場では笠の開いたナメコがちょっぴり出ていた。例年だと11月上旬には収穫できていたが、今年は温暖化のせいか1~2週間遅い。ほだ木がくたびれてきたせいもあるかもしれない。きのこの発生はけっこうはらはらする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/ca/7a22a9eb9b0b87a1cd34d2f92c6cfa96.jpg)
きょうは風が強かった。隣のススキヶ原は暴風にもうまく忖度して体を柔軟に動かしている。それ以上に、穂の種子を風に乗せてしまう巧みな戦略も行使していた。これから冬の木枯らしが畑を荒らしにやってくるのを覚悟しなければならない。せっかく葉物野菜が順調なだけにこちらの機微な感性が試される。