昨年のこぼれ種で勝手に大きくなった「エゴマ」をついに収穫する。畑のあちこちに伸びてきたエゴマの苗を一つの畝に集めて、強風に倒れないよう支柱を立てただけだった。肥料も一切あげずに放任状態だったが、エゴマの生命力は紫蘇以上に強いように思える。背の高さが2mくらいになっていた。
とりあえず、先端にできている実を切り取ってビニール袋に集める。問題はこれからだ。実と殻を分離しなければならない。「唐箕」を初めて使うつもりだが、それでも大まかに茎から実は分離しておかなければならない。昔のように茣蓙の上で枝を叩きながら実をはじいていく古典的な方法もある。雨続きの中なのでひとまず休憩をたっぷりとっていちばん楽なやり方をとる作戦だ。