しばらく使っていなかった「ダルマストーブ」を突然使ってみることにした。倉庫を覗いてみたら先日枯木の薪を作ってくれた残りがあったので、それを40cmくらいにカットして薪づくりから始める。
薪の山が二つほどできたが、この細さだと一日ももたないので、いろいろ燃えそうなものを探してみる。山へあがればいくらでも確保できるがその時間がない。製材所でもらっておいた木っ端が役に立った。さっそく、ダッチオーブンにシルクスィートのサツマイモを入れて、ストーブの上に乗せる。
お昼になったのでダッチオーブンを下げておでんの鍋を乗せる。和宮様も居間の炬燵をやめて玄関にあるストーブにあたりながらランチタイムとする。ほんとうは外の焚き火をしたいところだが、風が強くこのところ雨も降っていないので実行は難しい。おでんで腹ごしらえしたら「コーヒータイムよ来い!」というわけで、ストーブの火をもらって七輪でお湯を沸かす。
外の陽が明るい間に、薪をときどきくべながら文庫本のエッセイを読んでみる。一編がそれぞれ短いので煎餅やコーヒーもあわせて楽しむこととなった。しかし、ストーブの熱で眼が乾いてしまうので長くは読めない。
それから夕方近く、七輪で鰯を焼くことにする。また、ねっとりした焼き芋もできあがり、夕飯は、焼き芋が主食、副食が鰯とおでんということになった。昼も夜もダルマストーブの恩恵に浴する一日となった。