山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

足踏み脱穀機いよいよ稼働へ

2020-12-22 22:16:58 | 農作業・野菜

 昨年修理した足踏み脱穀機は快調に作動した。木が腐ってへろへろの状態になってしまったものを頑丈な垂木で補強したため一人では持ち上げられないほどの重量になった。しかし、頑丈で安心感があるのが良い。これはきのこの師匠から下賜されたものだった。界隈の集落ではこの足踏み脱穀機はいまだ現役なのだ。ガソリンを使わない人力だけの環境に優しい機具なのである。

 さて、何を脱穀しているかというと、ハブ茶の原料のほとんどを占める「エビスグサ」という草本の生薬だ。便通や生活習慣病によいとされ一時話題にもなったマメ科の植物。

         

 わが畑の真ん中にすまし顔で野生化したものをそのまま収穫したものだ。足踏み脱穀機で莢の豆を採りたいが莢が意外に硬い。そのため莢が大量に出てしまった。問題はこれから豆をいかに確保し、ゴミや莢を除外するかだ。昔のように莢を叩いてやるのが手っ取り早いようだ。そのうえで、唐箕にかけてゴミを吹き飛ばす作業に入る。足踏み脱穀機の活躍は申し分ないが次の作業の効率いい道具が意外に見当たらない。コロナ禍のなかでおてんとうさまの下で「のんびり手仕事をしろよ」ということかもね。

コメント (2)
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