山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

クサビパワー全開へ

2020-12-24 18:39:57 | 特産品・モノ

 斜面にある茶畑跡に土留めのための支柱が必要になった。先日60cmの支柱20本(防腐剤付き)を購入したものの、とても足りないことがわかった。また、予算もバカにならないことも分かった。そこで、自前で作ることにする。裏山には丸太がごろごろしている。そこで、昨年ネットで購入しておいた「クサビ」を思い出した。いよいよクサビデビューだ。

  

 クサビに手斧は必須だった。まずは手斧で切れ込みを入れその隙間にくさびを打ち込む。隙間が大きくなってきたら2本目のクサビを打ち込む。クサビも2本が原則だ。1本だと木に嵌ってしまったら取り出すのは難しい。その後手斧で切れ込みの延長線上に打ち込む。

  

 クサビはねじり型だった。二等辺三角形の真っ直ぐなクサビより割り裂くパワーは大きい。ただし、1本が2kgほどもあるので手が重さについていけないこともある。きれいに二つに分かれたときは感動的ですらある。

  

 丸太を四つに割り出したときの快感はクサビパワーのおかげだ。枝の節がそばにあるときは真っ直ぐには裂けない危険性もあるのでそこは丁寧に打ち込んでいく。プラスティック製のクサビもあるがやはりスチール製のクサビのほうが安心感がある。クサビのおかげでとりあえず丸太から4本の支柱を確保した。それは今後のことを考えると大きい。こうしてクサビデビューは快調にスタートしたのだった。

コメント
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