山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

赤大根「紅くるり」も初収穫

2020-12-04 21:51:34 | 野菜・果樹

 種まきが遅かった白大根はまだまだ小さいが、早めに?蒔いた赤大根「紅くるり」が見事に実ってくれた。「紅くるり」は、創業1883年(明治16年)の「松永種苗」が遺伝子操作なしで開発した優れもの。従来の赤大根は周りの皮は赤いものの芯まで全面的には赤くはならなかった。それをついにやり遂げたものだ。

   

 「紅くるり」は、大きさは蕪のように小振りだが、肉質は軟らかくみずみずしい。青皮の紅芯大根の肉質はやや硬めで水分が少ない傾向にある。紅くるりは、アントシアニンが従来の赤大根の3倍もあり、抗酸化力は10倍もあるという。

              

 すぐさま、それを和宮様が甘酢漬けにする。確かに紅と言われるだけあって濃い紅色となった。食べてみても確かに柔らかくしかもシャキシャキしてみずみずしい。

 きょう、アフガンで活躍してきた医師の中村哲さんが銃撃で殺されて一年がたつ。本来ならノーベル平和賞並みの活動をし、国民栄誉賞を与えてもいいくらいだが、日本政府はNPOとかNGOには偏見が強い。日本学術会議理事の任命拒否事件と同じものを感じる。そうした現実はいくらでもあり、中村さんもそういう壁を幾度も壊そうとしてきたが、要するに批判だけでは現実は動かないという教訓だった。そこで、聴診器からショベルカーに変えたのだ。中村さんの遺志はどれだけ日本社会に伝わったのだろうか。それを受けて「オイラなりにやれること」とはどんなことか、それにこだわって日々を生きていきたいものだ。赤大根の甘酢漬けをポリポリ食べながらふと考える。

 

 

 

あるけれど、

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