山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

河津桜救出作戦 成功{/good/}

2013-08-21 22:00:02 | 農作業・野菜
 河津桜が雑草に埋もれて見えなくなっていた。
 まずはそこへの道も見えなくなっているので、道を拓く。
 まさに、「ボクの前に道はない」。

 2本ある河津桜の1本目を一日がかりで救い出す。
 想像どおりクズの洗礼を受けて全身がツルで縛られていた。

                          
 2本目も同じように救い出す。
 ススキやアメリカセンダングサなどの2m近い草を草刈機で伐っていく。
 さすがに肩が筋肉痛になってきた。
 熱中症にならないようにこまめに水分を取るようにする。

                  
 桜を救い出していたら、桃の樹はもっとクズの被害にあっているのがわかった。
 アリが根元を食べているせいか、全体も息絶え絶え状態だった。

 畑でやることに追われていつも樹木の手入れが遅れてしまう。
 じっと耐えててくれたのだなー、と手を合わせるとともにホッとする。

 冷たい飲み物を取り過ぎたのか夏バテもどきになったので、労働時間をおおはばに短縮することにする。                            
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でっかいパブリカにどでカボチャに…

2013-08-20 21:41:45 | 農作業・野菜
 いよいよ「パブリカ」が色付きはじめた。
 杭が不十分だったので、パブリカの重さで一部の枝が折れてしまった。
 なにしろ、生食の甘さがたまらない。

                            
 げん骨くらいの大きさのパブリカは、それだけでも杭がないと枝が折れてしまう。
 色付くまでに時間がかかるし、手間もかかるので、店頭での定価は高いわけだ。

                   
 いっぽう、「ヒダカボチャ」がぐいぐい大きくなってきている。
 今年初めての栽培だが、順調だ。
 
 
 わが家の畑ではカボチャがあちこち進出している。
 今のところ、分散して植えつけたせいなのだろうか、うどんこ病被害も少ない。
 株がどんどん伸びるので他の作物を凌駕するので油断はできない。

                
 最近の異常な高温で人間はヒーヒー汗をかいているが、「トウガン」はオキナワトウガンらしく、この暑さを利用してどんどん枝も実も伸ばしているのがすごい。

 きょうの午前中は家でうだうだしていたが、午後はやっぱり草刈りと水遣りに追われる。
 
 
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じぇじぇじぇー2 モリアオガエルも闖入

2013-08-19 21:31:28 | 生き物
 森の樹上に住むというモリアオガエルがまたわが家にやってきた。
 台所のガラス窓の外にはカエルがよく待機していることがある。
 というのも、灯りをたよりに群がる蛾を食べに来るのだ。

  
 このモリアオガエルはこの38度線を越えてわが家に侵入しているのだ。
 大きさはアマガエルくらいの大きさだったので、はじめはまたアマガエルだと思っていた。
 
                    
 カミキリムシが最近屋内に侵入することが多くなった。
 いちばん多いのが、センノカミキリだが、珍しく黄色い星のある「キボシカミキリ」がやってきた。
 キボシカミキリはイチジクを食害する害虫だそうだ。

         
 相変わらず家の中に常駐している「アシダカグモ」が堂々と壁を走る。
 これはメスのようで、オスよりでかい。
 からだの上下それぞれには人面模様をつけてゴキブリを脅している。
 
 コウモリだけでなく、爬虫類、クモ類、甲虫類など、多彩な訪問者が来てくれる…。
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じぇじぇじぇー コウモリ乱入

2013-08-18 20:49:04 | 植物
 昼間だというのに先日、コウモリがわが家に侵入してきた。
 以前にも飛び込んできたことがあったので、たじろぐことはなかったが、家の中に飛び回るのは困る。

         
 コウモリは鳥のようだが、空を飛翔する唯一の哺乳類だそうだ。
 後ろ足で天井にしっかりひっかけて逆さになっている。
 親指・耳・目などが確認できる。

                     
 デジカメのストロボや人間に反応して逃げ回る。
 家の出入り口を空けたがなかなか出ていかない。
 よほど居心地がいいのだろうか。

 しばらくしていつのまにか出て行ったようだ。
 スキマだらけのわが家は去年、スズメバチの巣が天井裏に作られている。
 いまはお留守のようだが、違うスズメバチが家探しにちょくちょくやってくる。
 それにしても、哺乳類の乱入はさすが遠慮願いたいものだ。

 
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ハナモモ救出作戦始まる

2013-08-17 22:13:36 | 農作業・野菜
 雑草が2mくらい繁茂して、ハナモモの樹が消えてしまった。
 放置しておくとまさに消えてしまう失敗を繰り返してきた。
 まずはハナモモの樹の近くまで道を拓かなくてはいけない。
 それだけで午前中の仕事となる。
 この先にあるはずだがまったく姿が見えない。

    
 たしかこのススキの奥にハナモモがあるはずだ。
 草刈機にガソリンを補充してススキを伐っていく。
 ときどき草刈機を止めて、雑草やススキを運んでキレイにしていく。

            
 ついに見えてきた。
 予想どおり、クズにからめとられていた。
 園芸バサミでハナモモに絡んでいたクズ・ヤマノイモ・イシミカワを排除する。

                    
 なんとかハナモモは生きていた。
 これでときどき様子を見に来ることもできる。
 午後はこの1本のハナモモ救出だけで終わる。
 あと、2本があるはずだ。

 雑草を敵視しているわけではない。
 刈り取った雑草やススキは畝の周りにすき込んでいくとフカフカの土壌となる。
 循環型の農的生活が近づいてきているのを体感する。

                             
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骨董市に出没へ

2013-08-16 21:49:43 | 旅行・散策
 亜熱帯と化した連日の猛暑。
 さすがに和宮様が突如、「ときにはクワを置いて町に出でよ」とのたもうたのだ。
 しばらくぶりのまちだった。
 向かったのは浜松市東区役所隣の「総合産業展示館」で開催されている「骨董市」だった。

   
 会場には魅力的な懐かしい品物や美術品にあふれていた。
 掘り出し物を探し出すのが醍醐味だ。
 欲しいものはいくらでもあるが、なにせ年金暮らしだから贅沢は敵だ。

           
 和宮様はキッチン用具を中心にさっさと購入している。
 このところ、骨董に興味をもっていてときどきフリマにも顔を出している。
 デザインは斬新なものより静謐なものが好きらしい。

                         
 オイラは帯もどきの生地を買う。
 テーブルクロスとか置物の下地をイメージしている。
 派手な色合いに目がいくが、主役が逆転してしまうのでやや落ち着いた柄を選ぶ。

 畑は連日草刈りをしてきたので歩く道はなんとか確保できたが、雑草に埋もれて救出しなければならない樹木がまだある。
 きょうの保養を糧に明日また草刈機を出動することになりそうだ。

     
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その後の夏野菜を収穫へ

2013-08-15 20:00:51 | 農作業・野菜
 キュウリ・ナスを中心とした夏野菜のエースに続き、ポスト夏野菜の初収穫が始まる。
 発芽が心配された「ゴーヤ」も、立派に実をつけ始めた。
 葉っぱが繁茂していて実の姿を見逃すと、デカゴーヤとなってしまう。

   
 いよいよ、「カボチャ」の収穫を始める。
 今年は近所からいただいた「ヒダカボチャ」の生育がよく、ヘチマのようにデカイ。
 カボチャはあちこちの畑に自由を謳歌していて、わが畑の独占を画策しているみたいだ。

               
 雑草が凌駕しているわが花壇で「夏ミョウガ」を収穫する。
 すでに花が咲いているので見つけやすいが、雑草を駆除したり、蚊の襲来と戦わなければならない。

                          
 一昨日の朝採り野菜は、キュウリ20、ピーマン10、ナス5、ゴーヤ3、ズッキーニ1、など。
 今年の夏野菜はおかげさまで収穫も忙しい日々を送っている。
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ニジュウヤホシテントウにやられっぱなし

2013-08-14 21:25:21 | 農作業・野菜
 ナスの防虫網のすきまからンジュウヤホシテントウが猛威を奮っている。
 網が逆にテントウの独占的楽園となってしまった。
 今年もまたナスは害虫に凱歌をやられている。
                      
                       
 和宮様の日課はニジュウヤホシテントウ取りとなった。
 おそらく数百匹は来ているのは間違いない。
 当然、葉はもちろんのこと、実は傷だらけで成長も悪い。

              
 1枚の葉に数十匹のテントウもいた。
 ここで産まれたテントウも少なくないということだ。
 次回はきっちり防虫網をする以外は考えられない。
 近所のナスは農薬を使ってはいるが、じつに葉も実も見事に紫色だ。

 
 先日、ドキュメンタリー映画「モンサントの不自然な食べもの」を見た。
 雑草への農薬で有名な「ラウンドアップ」や遺伝子組み換え技術で巨万の富を築いているメジャー、モンサント社を告発した映画だ。
 
 モンサントを批判する科学者や農民への圧力、政府内部への介入。
 種は毎年モンサントから買うしかない仕組みに農民は組み込まれていく。
 種を独占掌握することで世界の野菜を奪取しようとする戦略だ。
 
 農協の販売でもホームセンターでも、ラウンドアップは中央に置かれている。
 近所の人もオイラに勧めてくれる。
 多国籍企業の戦略はわが山村にまできている。

 その戦略手法は、かつての原発推進運動とそっくりなのに驚く。
 効率主義が跋扈している今日の日本は、効率優先、利潤優先を選んでしまう。
 TPP導入で、「遺伝子組み換え食品」という表示が消える日は近いのではないか。

ニジュウヤホシテントウを一匹ずつ捕る作業は、効率は悪いが崇高な行為かもしれない。
        
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スイカを収穫したが…

2013-08-13 20:28:33 | 農作業・野菜
 東京の元気な家族に採れたてのスイカを食べてもらおうと、ずっしりしたスイカを川で冷やす。
 なにしろ今までスイカ栽培しても、どうしても小玉スイカ以上は大きくならなかったからね。

       
 それが立派な大きさに成長したんだから、脳裡は真っ赤なおいしいスイカが「早く食べようぜ」と催促する。
 ほんとうはスイカの実に近い葉っぱが枯れたときが収穫どきらしい。

                   
 そんな情報は頭では知ってはいたが、とっくにツルをプツリと切っている。
 葉っぱも枯れていなかった。
 やはり、割ってみるとピンクのスイカだった。

 無理して食べてみると甘味と水分はあるが、完熟していないのは否めない。
 教訓。
 甘い幻想に惑わされず、基本に忠実であれ。

 救いは畑にあと3個ほどの実が控えていることだ。
 はやる心を抑えなくちゃね。

 東京の客人は川の思い出をいっぱい詰め込んで春野を後にした。
 今年は酷暑のおかげで川の魅力をみんなが発見した日々となった。
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ヨシノボリの卵を発見

2013-08-12 22:29:29 | 生き物
 子どもたちと川探検はどこまでも続く。
 川の流れは意外に早いけれども、川底の石を持ち上げたら黄色い卵がついていた。
 どうやら「カワヨシノボリ」の卵らしい。

      
 ヨシノボリはハゼの仲間。
 一生川に住んでいるので「カワヨシノボリ」という名前がついたらしい。
 きょうも日中は陽が痛いように肌を焦がすような一日だった。

                 
 こういうときは、風の通り道であるきれいな川に行くのがよい。
 川の中で昼寝としゃれ込んでみるのもおすすめ。
 すると、日陰にいると寒く、強烈な日差しがちょうど良い。

                         
 きょうは網を持っていってメダカやオタマジャクシを捕まえる。
 子どもたちもこうして体験を蓄積して自信を少しずつつけていく。

       
 陸上には「リュウボク」という魚が昼寝をしていた。
 いろいろな角度から川の魅力を体験した日々が続く。

 きょうだけは人のにぎわいを感じさせる河原だった。
 地元の関係者しか知らないスポットの穴場なのだ。
 
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