アンストッパブル
2010年/アメリカ
‘連結’という絆
総合 90点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
フランク・バーンズとウィル・コルソンという2人のメインキャラクターがお互いにしても列車自体にしても作品の冒頭からラストまで背後ばかり気にしているという展開が深刻な状況でありながらもユーモアを誘うのであるが、彼らが旧式機関車1206号に乗り込んで、777号を追いながら語り合うお互いの家族の問題は、決して取って付けた様なものではない。2人が1206号で777号との無謀ともいえる‘連結’を試みる理由は、フランクが次女の誕生日を忘れていたために機嫌を損ねている2人の娘との、ウィルが誤解が元で別居している妻のダーシーとの‘連結’を試みるという心の葛藤の暗示であるはずなのだから、暴走する777号の機関車をただ単なるアクシデントという記号に留めてはおらず、2人の主人公たちの抱える家族の問題とつなげている点が画面上の迫力だけではなく物語自体をもより重厚なものにしているのである。
片山大臣による革命「鎮圧」:上杉 隆(ジャーナリスト)(Voice) - goo ニュース
広島市の秋葉忠利市長が今期限りで引退することを表明する際に、インターネットの
動画投稿サイト“YouTube”を通じて行ない、産経新聞の単独インタビューを除いて、
市政記者クラブなどの新聞やテレビの会見要請を拒否したことに関して片山善博
総務大臣は7日の記者会見で「記者会見だとかいつまんで報道され、不本意だという
ことだが、多くの方が情報を知り得るのは新聞やテレビだ。(報道の)結果が真意と
一致しなくても、いちいち目くじらを立てるべきではない。ある程度の齟齬を受け入れ
なければ、大衆社会の民主政治は機能しない」と述べている。ここでは秋葉市長の
言動の是非を問うことはしないが、片山善博総務大臣の発言からは明らかに
インターネットなどのニューメディアに対する嫌悪が感じられる。上杉隆は片山善博
を“無知な大臣”と形容しているが、私は片山は無知ではなくて好き嫌いが激しい
大臣なのだと思う。