GANTZ
2011年/日本
‘戦闘シーン’の善し悪し
総合 0点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
2部構成という点でも、主役にジャニーズ事務所所属のタレントを起用している点でも、タイトルが横文字であるという点でも映画『GANTZ』は映画『SP』に似ている。類似点はまだあって、両作品ともに前編は‘戦闘シーン’がメインに描かれており、全ての謎解きは後編に委ねられている。しかしさすがに『SP』では許容範囲と思われた‘戦闘シーン’が『GANTZ』ではグダグダに見えた。何故一人が戦っている時に他のメンバーが手助けに来ないのか不思議でならなかったのである。作品の冒頭で加藤勝に気がつきながらなかなか助けに行かない玄野計を思い返すならば、このグダグダの戦闘シーンも後編で明かされる秘密を暗示しているということも考えられなくはないのであるが、脚本が、最後にストーリーが破綻してしまった映画『20世紀少年』を手がけていた渡辺雄介ということでただただ不安ばかりが残る。
安全バー「手で確認されず」 コースター同乗者が証言(朝日新聞) - goo ニュース
30歳を過ぎていて身長185cm、体重が130kgを超える男性が友人3人とこのような
コースターに乗り込んできて、安全バーがきちんと装着されているかどうか確認した際に
「お太りになっているから乗れませんね」と安全バーがきちんと装着されない理由を
アルバイトの女子大生がはっきりと当人に言えるだろうか? 私ならば怖くて言えない。
乗る前に無理であることを察することができない人に真実を言うことは事実上、喧嘩を
売ることと同様の行為になってしまうからである。不幸にも察しが良かったアルバイトの
女子大生はそのような“因縁”を避けるために敢えて手で確認しなかったのだと思う。
そしてもしも安全バーがきちんと装着されていたらコースターごと落下して、さらなる
犠牲者が出たのではないのかと察してしまう。