菅首相、中旬に内閣改造=仙谷長官の処遇焦点(時事通信) - goo ニュース
仙谷由人官房長官は子育てシンポジウムでの講演で、「専業主婦は病気」と発言していた
らしい。幼稚園情報センターのホームページによると、2010年4月26日、全国私立保育園
連盟による「子供・子育てシンポジウム」で講演した際に、仙谷由人は「専業主婦は戦後
50年ほどに現れた特異な現象」と分析し、「(戦後は女性が)働きながら子育てする環境
が充実されないままになった。もうそんな時代は終わったはずなのに気付かず、専業主婦
という“病気”を引きずっていることが大問題だ」と発言したらしい。この件に関して仙石は
12月27日の記者会見で「工業化社会に入る前は女性は家事労働もし、(男女で)共同
作業をしていたが、戦後の一時期、分業体制が固定化されすぎていた」とし、「志ある
優秀な女性にとっては日本の社会構造は生きにくい」と語ったようである。しかし仙石の
言う通りであるならば、“病気”であるのは専業主婦ではなくて、女性をそのような立場に
追い込んだ“男性労働者”であり、仙石もそのうちの一人であろう。要するに仙石が閣外に
去ろうが去るまいが内閣の弱体化は避けられないのである。