MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

まさに客寄せパンダ

2008-04-07 10:43:48 | Weblog

谷、北京で5度目の五輪へ 柔道の女子48キロ級代表に(共同通信) - goo ニュース

 今回北京五輪代表選考会を兼ねた選手権であったはずだが、何故か決勝で

負けた谷が代表に選ばれてしまった。実績で選んだというのであるのならば最初

から選考会などするべきではなかった。勿論、谷の方が物語が作りやすく注目度も

高まるのであろうが、他の若い選手が気の毒である。谷が本物のアスリートである

のならば負けた自分が選ばれることに納得できず絶対に辞退すると確信している。

「最高で金、最低でも金」「谷でも金」「ママでも金」という谷語録があるが、果たして

「負けても金」がありえるのか注目したい。


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首相の資質以前の問題

2008-04-06 00:07:33 | Weblog

ガソリン税再可決を=自民・麻生氏(時事通信) - goo ニュース

 それにしても与党のお偉方は何故ガソリン税の暫定税率の廃止がガソリン消費

の奨励につながり、それが環境サミットをする日本にとって具合が悪いという議論

にもっていきたいのだろうか? 恐らく麻生の考えは内閣支持率が危険水域に

なってきたことを見越して、福田にガソリン税の再可決という厄介な仕事をして

もらってから総辞職してもらって、自分が総理のイスにつこうということなのだろう。

しかし麻生が首相になったところで日本が良くなるイメージが全く湧かないのは

資質以前にやっぱりあの口を尖がらせる喋り方が気持ち悪いからなのだろう。


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中途半端なオタク

2008-04-05 00:01:06 | Weblog

「キャンディーズを見習え」=石破防衛相、省内確執を戒め(時事通信) - goo ニュース

 私は防衛相がキャンディーズを引合いに出して防衛省改革を絡めながら感想を

熱っぽく語ることを気持ち悪いとは思わないのだが、そもそも例えが正しくない

のではないのだろうか? 「3人が心を一つにしてやっていた」ように省内も国民の

共感を得られるように「ハーモニー」を重視するべきだと言うのではあるが、では

何故キャンディーズは解散をしたのか、何故ピンクレディーのように再結成すること

がなかったのか? 当然3人の間に確執があったからと考えるのが自然であろう。

つまり防衛省は石破防衛相に言われるまでもなく既にキャンディーズを模倣していた

ことになってしまうのだ。石破は自身の発言内容に注意を払うことは勿論であるが、

喋り方にも注意を払った方がいい。本当に気持ちが悪いのは彼の喋り方である。


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『特集:若松孝二・大レトロスペクティブ』 0点

2008-04-04 23:23:56 | goo映画レビュー

特集:若松孝二・大レトロスペクティブ

-年/日本

ネタバレ

あくまでも2作品を観ただけのレビュー

総合☆☆☆☆☆ 0

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 今回21作品も一挙に上映されていたにもかかわらず、結局『現代好色伝/テロルの季節』と『裸の銃弾』しか観ることができなかったが、気にかかったことがあるのであえてレビューを記しておきたい。
 恐らく若松孝二監督のモチーフは「ありもしないものを追い求める時は1人で」ということではないのだろうか? 『テロルの季節』の主人公のテロリストは彼を監視している公安警察を欺き、彼を訪ねてきた仲間の語るマルクスやトロツキーによる革命論をも一蹴し、同棲している2人の女性の子供が欲しいという要求も拒絶して、完全に孤立してからダイナマイトを体に巻いて羽田空港で自爆する。『裸の銃弾』においても殺し屋の主人公が仲間を裏切って愛する女性まで撃ち殺してまで追い求めていたのは最後まで覚醒剤ではなく小麦粉だった。
 しかしどうしても観ていて気になることは演出の仕方である。例えば『テロルの季節』において公安警察の刑事2人が主人公の住む部屋に盗聴器を仕掛けて、傍受するために向かいのアパートの住人の一室を一週間以上借りるのであるが、そこに住んでいる世話好きな女性に対する不満を2人が口にする時、明らかに2人の声は隣の部屋にいるその女性に聞こえてしまうくらいの声の大きさで喋っているのである。部屋を借りているのだから悪口をいうときは必ず相手に聞こえないように小声で喋らなければならないはずであるから、演出の失敗といわざるを得ない。「カレーライス」のギャグも「マタゲナイ」のギャグも完全にスベっていた。『裸の銃弾』においても主人公が久しぶりに会う昔の恋人とベッドの上で向かい合う時の主人公のアップの顔の照明の当て方が左右逆になってしまっていたし、ラストの銃撃戦で殺し屋である主人公が自分の拳銃の残り弾を数えていないということはありえないだろう。いずれも予算の問題とは関係がない。
 明らかな演出の失敗など滅多に見ることはないのだが、今回たまたま観た2作品ともに演出の失敗が見つかるということは、要するに監督の力量がそのレベルなのだと思われてしまっても仕方無いであろう。良く言えばタランティーノ好みの作風である。色彩の使い方の特異さは高評価されるべきであると付け加えておきたい。
 誤解のないように書いておくと『裸の銃弾』においてラストは主人公によって女性は撃たれ、‘逃げられた’のは階段を滑り降りていく現金の入ったアタッシュ・ケース自体だけである。


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長寿の“のび太君”

2008-04-04 07:59:06 | Weblog

「年金天引き」凍結法案 野党4党が検討(朝日新聞) - goo ニュース

 この件に関する福田首相は「これまで社会に尽くして下さった高齢者の方々を

しっかりと支えていく制度だ」と言ったそうだが、明らかな間違いがある。「高齢者の

方々をしっかりと支えていく制度」であるということは支えられる高齢者以外の人々

によってなされるという前提がなければならないはずなのだが、実際その財源は

高齢者が貰うべき年金から天引きされるのであるのだから、結局は高齢者が自ら

支えていかなければならない制度であり、高齢者に対して何の敬意も感じられない。

それは「末期医療」という言葉の連想から、この制度を思わず「“後期”高齢者医療

制度」と名付けてしまったことで明らかである。これでガソリン税を再徴収するような

ことになると混乱は必至である。


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“教授”の意味

2008-04-03 11:11:00 | Weblog

ガッツ石松さんらを客員教授(中国新聞) - goo ニュース

 少子化が進む中で大学も様々な手段を駆使して生き残りを図らなければならない

ことは理解できるが、本当に何でもアリということになると大学の質の低下は避けら

れない。本来このような“人生訓”や“恋愛論”なるものは高校生に対して年に1回

くらい行なわれる程度のものであったはずなのである。いつのまにか客員教授

なる肩書きがつくようになり、高尚感を漂わせてはいるが、わざわざ大学で教える

ような話にはならないだろう。勿論問題は2人あるわけではなく授業を生徒の質に

合わせなければならなくなったということにあるのだろうが。


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巨人が勝つ時に見に来れば良い

2008-04-02 11:10:24 | Weblog

渡辺会長ご立腹「二度と見に来ない」(スポーツニッポン) - goo ニュース

 「こんなバカなのは二度と見に来ない」と捨て台詞を残して渡辺は去っていった

そうだ。勘違いしているようであるし、そのような環境が長年続いてきたのだろうが、

「もはやお前のご機嫌を取るために日本のプロ野球は存在しているわけではない」

ことになったのだといい加減滝鼻オーナーでもだれでもいいから冥土の土産として

教えてあげればいいのだ。もはや個人の力量だけではチームは強くならない、

優秀な選手はメジャーリーグを目指す、つまりそれだけ日本の野球は成熟したと

いうことなのだ。それほど文句を言うのなら渡辺が自ら監督をすればいい。


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『バンテージ・ポイント』 100点

2008-04-01 23:19:04 | goo映画レビュー

バンテージ・ポイント

2008年/アメリカ

ネタバレ

暗黙のメッセージ

総合★★★★★ 100

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 テロ対策条約調印のために訪れたスペインで演説しようとするアメリカ大統領の狙撃を、8人の目撃者の異なる視点から繰り返し描かれるサスペンスとして十分に楽しめる作品に仕上がっているが、監督が本当に描きたかったことが別にあるような気がする。
 この作品で描かれている通り、テロというのは非情なものである。特にテロ組織のリーダーであるスワレスは組織のメンバーに対しても容赦しない。弟を人質にとってまでもハビエルに大統領を拉致させようとし、役に立たなくなったメンバーはあえて他のメンバーに殺させるなど、彼の非情さは群を抜いている。
 しかしそれほどの人間でもその非情さに綻びを見せてしまったのがラストシーンである。運転している車の前に突然飛び出してきた少女アナに気がついたスワレスは思わずハンドルを切って事故を起こしてしまうのである。本当に非情な人間であるのならば、彼は平気でアナをひき殺して逃げ去ることができたはずである。
 監督が言いたいことは、人間である以上完全に非情になることは出来ない、つまりテロは絶対に成功しないということなのではないだろうか? 最後が、上手くいっていなかった家族と電話で安否の確認をするハワードのシーンで終わるのは、人は誰でもそのような失えない絆を持っていてそれが人を完全な非情にさせないという意味なのだと思う。


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問題の問題

2008-04-01 08:55:07 | Weblog

TBSが会津に謝罪 歴史クイズ番組問題で(朝日新聞) - goo ニュース

 今回の問題に対するTBSの対応は理に適っていると思う。理に適ってはいるが

クレームがつくのは予想できることなのだから、そもそもこのようなことをクイズの

問題として出題するべきではなかった。では何故このような問題を出題したのかと

想像すると、その背景にクイズ番組の乱立があるからだと思う。毎日どこかの局で

放送しているわけだからネタが尽きてしまうであろう。実際、先日の「オールスター

感謝祭」で優勝したのはクイズ番組に出まくっている品川祐だった。明らかに彼は

クイズ番組に慣れているし、それは視聴者にも言えることだろう。今後、問題作成

はますます困難なものになるだろう。


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