通販規制で「薬難民」、政府が見直し検討へ(読売新聞) - goo ニュース
未だに私には市販薬の通信販売が規制した改正薬事法施行の意味が分からない。
改正薬事法に基づく厚生労働省令で義務付けられている“対面販売”などは誰でも
形式的なものであることは分かっているはずなのに、厚生労働省のどうでもいい
体裁に付き合わされたばかりに却って体調を崩してしまう人が増えてしまっている。
まるで経済産業省の体裁を保つために国民が付き合わされた２００６年のPSE問題
を思い出す。電気用品安全法の販売規制の対象を中古品も含めたために多くの
中古事業者が廃業に追い込まれた。２００７年に電気用品安全法は改正されたが、
廃業した中古業者に何らかの補償があったという話は聞いたことがない。薬事法も
再び改正することになるだろう。何故病人を徒労させるのか意味が分からない。
学生のレポート、非常勤講師が有料で代行 桃山学院大(朝日新聞) - goo ニュース
５月１３日の毎日新聞夕刊の評論家の呉智英のインタヴュー記事が興味深かった。
愛知県内のある私立大学で、アルファベット２６文字を全部書ける学生がゼロで、
九九ができない女子学生もいたらしい。私の記憶違いでなければアルファベットと
いうものは中学１年生の時に学ぶはずではなかったのか？ アルファベット２６文字
を全部書けないまま、どのような授業を経て中学を卒業できて、高校に入学できて、
高校を卒業できて、大学へ入学できたのだろうか？ そのことを考えるとこのような
レポートの代行業というものは様々な形で社会に跳梁跋扈しているような気がする。
「ゆとり教育」の“ゆとり具合”は世間一般の認識よりもかなり深刻なものである。
普天間問題の5月末決着は無理 鳩山首相はなぜ国外移設を放棄したのか【週刊 上杉隆】(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
何度読んでも趣旨が上手く把握できない。要するに沖縄県民は二手に分かれていて
私たちが普段目にする沖縄県民は基地の県外移設支持であるが、基地が沖縄から
移設してしまうと収入が途絶えてしまうから県外移設に反対している“裏”沖縄県民も
いて、本当はグアムへの基地移設は簡単なのであり、鳩山首相の“腹案”とは実は
このグアム移設だったのであるが、何らかのやむを得ない理由で“裏”沖縄県民の
方を配慮しなければならない事態に陥り、グダグダになってしまったという理解で
いいのだろうか？ そんなに鉄工業者には影響力があるのだろうか？ あるいは
小沢一郎流の政治手腕がここでも効力を発揮しているということなのだろうか
野良猫餌やり、加藤・元将棋名人に慰謝料２０４万円命令(朝日新聞) - goo ニュース
そんなに餌をやり続けるほど野良猫を愛しているのであるのならば加藤一二三は
何故それらの猫を家で飼わないのだろうか？ 猫が凍死しないように玄関前などに
段ボールやバスタオルを置いたりするくらいならば、金銭的に不自由していないはず
だから家で飼えばいいだけのはなしである。例えば飼い猫が凍死しないように玄関
前などに段ボールやバスタオルを置いたりするだけで放っておいたとするならば、
明らかに猫の虐待になるはずである。つまり加藤の猫に対する愛は偽りの愛なので
あり、愛が偽りだからこそ、その中途半端さが周囲に迷惑をかけるという形で表面化
するのである。さすがの将棋の元名人でも愛が偽りである事は理解できそうにない。
劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル
2010年／日本
テレビドラマの演出で冴える才能
総合
30点
ストーリー
0点
キャスト
演出
ビジュアル
音楽
テレビドラマの「トリック」などを全て視聴しているわけではないのだが、劇場版TRICKに関して言うならば、他者との交流がない閉鎖的な村で湧き上がりがちな迷信をユーモアとともに打ち砕く部分に面白さがあると思う。『トリック劇場版』も『トリック劇場版２』も‘２時間ドラマ’としては決して悪い出来ではなかったと思うが、この『霊能力者バトルロイヤル』はネタの処理の仕方が荒いような感じがした。高階美代子の殺され方もすぐバレそうな有様であり、伏見達郎は結局何故あのような死に方になったのか分からない。もちろん冗談だと言ってしまえばそれで済むのだろうが、骨格となるストーリーがしっかりしていることではじめて小ネタが生きてくるはずなのだから、冗談では済まない部分だと思う。ラストも鈴木玲一郎が刺されたまま死んでしまい、鈴木玲一郎を刺した中森翔平がその後どのようになったのかも描かれないままで、まるでプロットを処理しきれなかったために無理に山田里見を登場させて‘OK牧場’でごまかしたようにしか見えなかった。それに生瀬勝久の扱いは余りにも気の毒である。堤幸彦監督の前作『２０世紀少年』は完全な失敗作だったはずだが、‘大風呂敷’を広げ過ぎるとどうしていいのか分からなくなってしまう傾向を感じる。
？…山岡議員、新潮記事名誉棄損の賠償請求放棄(読売新聞) - goo ニュース
民主党衆院議員の山岡賢次国会対策委員長は自ら起こした名誉毀損の賠償請求
を「全部弁護士に任せている。毎日忙しく裁判をメインにやっていく訳にはいかない」
として請求を放棄したそうである。しかし国会議員の資質が問われているのに、忙殺
を理由に請求放棄というのは理由として成り立たない。裁判などいままでもメインに
して議員活動していたわけはないし、全部弁護士に任せているのであるのならば、
今後も全部弁護士に任せればいいだけである。このような裁判の場合は記事の
裏付けとなっている提供された資料が捏造されたものだと証明すれば済むだけの
ものである。こんな“簡易裁判”の自らの請求を放棄する奴はおらんやろ。
「長嶋さんから背中押された」 中畑氏が立候補表明(朝日新聞) - goo ニュース
“絶好調男”と名を馳せた中畑清が「たちあがれ日本」から立候補するというのは
余りにもベタな話でインパクトに欠ける。“担がれた感”が丸見えで見ているこちらが
恥ずかしくなってくる。現在の心境を「ツーアウト満塁、ツースリーの精神状態」と
何の工夫もなくベタに表現してしまう元プロ野球選手に政治家の素質など全く感じ
られないし、記者会見で気持ちを素直に言えたことを「ヒット打っちゃったかな」と
例えることは素直ではなく愚鈍というべきである。この場合ヒットを打つという事は
はっきりとした斬新な政策を自らの言葉で語れる時に限られる。たちあがれ日本に
とって中畑に唯一期待できることは“長島ブランド”だけであるが、それだけでどれ
だけの票が集められるのか見物ではある。
谷選手、参院選出馬を表明「五輪で金も目指す」(読売新聞) - goo ニュース
よく参議院議員は衆議院議員に比べて軽く見られていると言われるが、このような
人選をしているかぎり参議院議員が軽視されても仕方がないであろう。百歩譲って
谷亮子の立候補を認めるとしても、谷は会見で「現役は“もちろん”続ける」と言って
いるが、柔道選手として現役を続けながら参議院議員活動を許してしまう民主党と
いう党の体質を疑ってしまう。これでは本当の意味でただの“小沢チルドレン”と公言
しているようなものである。「最高で金、最低でも金」「谷亮子でも金」「ママでも金」
そして「議員でも金」。バカバカしくてもう付き合っていられない。今度の参議院選挙
では民主党だけには絶対にいれないという事を私は今日誓ったのである。
運命のボタン
2009年／アメリカ
‘出口なし’の復讐劇
総合
90点
ストーリー
キャスト
演出
ビジュアル
音楽
この作品にかんして「つまり人間は生きているだけで毎日何らかの‘運命のボタン’を押しているのだ」という陳腐なフレーズが跋扈している理由は‘The Box’というシンプルな原題を‘運命のボタン’などと仰仰しくしたためで、高尚なSF作品をただの‘道徳作品’にしてしまっている。
時代設定を１９７６年にした理由は前年にNASAが打ち上げたバイキング２号が火星に無事到着して火星を調査した年だからである。物語はこの地球人の無礼な調査に激怒した火星人がアーリントン・スチュワードに乗り移って、逆に地球人を‘箱’を使って‘調査’するところから始まる。‘調査’とはいっても実は火星に土足で踏み込んできたNASAの関係者に対する復讐である。アーリントン・スチュワードは事前に多くの地球人を‘乗っ取って’いるのだが、前頭葉まで支配できていないために、地球人に味方した者たちは鼻血を出してしまう。
彼らの地球人に対する復讐の仕方は地球人が誰もが持っているコンプレックスを利用して、フランスの作家サルトルの戯曲『出口なし』のプロットそのままで地球人が自ら生みだした実存主義を駆使することで少しずつ逃げ場を奪っていきながら苦しめていく。だから必然的にボタンを押すことになってしまい、地球人は自業自得で同じ醜態を繰り返すことになる。
確かにデヴィッド・リンチの作品のように分かりにくい物語であるが、この作品は火星人の地球人（＝NASAの関係者たち）に対する復讐劇であり、人間のモラルを問う作品と観てしまうと全く面白くなくなってしまうことは間違いない。
石原が玉置に怒った「道に反している」(日刊スポーツ) - goo ニュース
いまさら玉置浩二に「人の道理に反している」と文句を言ったところで何になるのか
と思うし、そもそも玉置浩二と石原真理の関係も不倫であったはずなのだから、今回
で石原真理は当時の玉置浩二の元妻のような立場に立たされて、元妻の当時の
心境がよく理解できてよかったのではないだろうか？ 石原真理にしたところで前夫
と正式に離婚できていないまま玉置浩二と結婚しようとしたわけなのだから、玉置と
同じようなことをしているのである。玉置浩二はTBSの番組「うたばん」であれほど
中居正広に女性に注意するように言われていたけれど、結局治らなかった。
