MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

“デイトレード”は意外と大変

2010-09-16 00:04:23 | Weblog

「ツイッター」去るセレブが増加、フォロワーと衝突も(トムソンロイター) - goo ニュース
セレブがツイッター離れ?マイリー・サイラスに続いてデミ・ロヴァートもアカウントを閉鎖 - goo 映画

 ようやく“ツイッター”のバカバカしさに気がつきだしたということだろうか? 例えば

アメリカ人歌手のジョン・メイヤーのフォロワーは370万人、同じくデミ・ロヴァートの

フォロワーは約250万人いたらしいが、それだけの情報をどのように処理すれば

いいのか考えると、物理的に無理であることが自ずと分かるはずである。メリットが

ないとは言わないが、一言いっただけで何万という答えが返ってくるなど常軌を

逸していて、一言応えると更に多くの答えが返ってきて収拾がつかなくなり、うかつな

ことが言えなくなり“無口”になってしまうというのが真相だと思う。


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年老いてこそできる音楽

2010-09-15 06:42:34 | 邦楽

YMO「ポッキーを!」日本全国に呼びかけ(スポーツニッポン) - goo ニュース

以前、坂本龍一がメインパーソナリティーを務めていたNHKの「schola 音楽の学校」

という番組でYMOの3人が集まって、年老いてこそできる音楽があるという話をして

いた。私はこの話を彼らが79年にリリースした「ライディーン」と2007年に彼らが

セルフカバーした「RYDEEN 79/07」の違いについての“言い訳”と受け止めた。

その理由は明らかに「RYDEEN 79/07」のアレンジメントが「ライディーン」の“進化”

ではなく、体力、気力を失った彼らの“退化”のようにしか響かなかったからであり、

ただ単に「RYDEEN 79/07」のアレンジメントがつまらなかったからである。“年老いて

こそできる音楽”というものは確かに存在するのであろうが、今の彼らが作っている

音楽がそのような高尚なものであるとは思えない。


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『BECK』 10点

2010-09-14 22:30:38 | goo映画レビュー

BECK

2010年/日本

ネタバレ

「何だ、あのヴォーカルは!」

総合☆☆☆☆☆ 10

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 私は堤幸彦監督の『20世紀少年』はタイムパラドックスによる失敗作だと思っているが、それでも最終章のクライマックスでケンヂ(唐沢寿明)に、曲の善し悪しはともかくオリジナル曲である「Bob Lennon」を歌わせたことは評価している。あの場面でケンヂの声がオフになることは考えられない。その考えられないことがこの作品で起こっていた。BECKのラップ・ヴォーカルの千葉恒美(桐谷健太)は Rage Against The Machine の「Guerrilla Radio」という曲を‘本歌取’した「Evolution」というオリジナル曲をそつなく歌っていたのであるが、何とメインヴォーカルのコユキ(佐藤健)の声は「Naked」でも「Moonbeams」でも最後まで聞こえてこないのである。ロックバンドがメインの映画でメインヴォーカルが歌わないのであるならば、わざわざ映画化する必要がないし、それがイメージを損なうという原作者の意向であるというのであれば、原作者は映画化を断るべきなのだ。何のために映画化したのか全く理解できない。まさかラストにオアシスの「Don't Look Back In Anger(=思い返して怒らないで)」を使用したのはその言い訳ではあるまいが、コユキが初めてライブで‘歌った’時に、‘毒舌王’の有吉弘行がそれを‘聴いて’叫んだ「何だ、あのヴォーカルは!?」という皮肉だけが心に響いた。


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“売春婦”の微妙な定義

2010-09-14 20:42:16 | Weblog

カーラ夫人の暴露本15日に発売 M・ジャガーも元恋人?(共同通信) - goo ニュース
カーラ夫人の暴露本発売へ=異性関係や「整形疑惑」も―仏(時事通信) - goo ニュース
カーラ・ブルーニ仏大統領夫人は「売春婦」=イラン紙(トムソンロイター) - goo ニュース

 姦通罪で石打ち刑による死刑を言い渡されたイランの女性への擁護を呼び掛けた

カーラ・ブルーニ仏大統領夫人を“売春婦”呼ばわりしたイランの保守系紙ケイハン

に対してフランス外務省の報道官は「許し難い」と非難して、外交ルートを通じて

イラン側に抗議の意思を伝えたらしい。勿論カーラ・ブルーニは体を売っているわけ

ではないが、彼女のこのような奔放な男性遍歴や、“何P”かは分からないが昨年

夫婦で滞在した自身の別荘に元恋人の男性3人を招くなど、イスラム教信者から

見るならば売春婦に見えても仕方がないだろう。フランス外務省は抗議を取り下げ

た方が無難にも思える。


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選挙以外の剛腕

2010-09-13 16:50:09 | Weblog

菅氏を小沢氏追う展開、代表選ラストスパート(読売新聞) - goo ニュース

 インターネットを除く各種世論調査では圧倒的に小沢一郎が不利な情勢であるが、

もしもこの状況でも小沢が代表に選ばれることになれば正に“選挙に強い小沢”が

証明されることになる。代表に選ばれれば小沢一郎は管を重要ポストに迎えると

公言しているが、菅は最初から“小沢排除”を前提として票を獲得しているのだから

小沢を入閣させることができない。代表選後は挙党一致でやっていこうという了解は

小沢の独裁を許さないという菅直人は実行できないという皮肉な状況に陥っている。

菅の“迎合主義”だとマスコミも安心なのであろうが、今の状況がグダグダ続くような

気がしてならない。アメリカに対して喧嘩腰で、領土問題を抱えている中国と仲が

良い政治家は小沢一郎だけだろうからそれぞれどのように解決するつもりなのか

小沢一郎の選挙以外の剛腕を見てみたい気はする。


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『悪人』 50点

2010-09-12 21:16:42 | goo映画レビュー

悪人

2010年/日本

ネタバレ

‘悪人’を作ることの困難

総合★★☆☆☆ 50

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 原作者である吉田修一が脚本にも参加しているということは、原作者本人も納得の出来なのであろうが、小説を書くことと脚本の執筆というものは似て非なるものということなのだろうか?
 誕生以来生まれ故郷から出たことがない馬込光代と都会に出て保険外交員として働いている石橋佳乃を対照的に描いているが、石橋佳乃の‘すれっからし具合’が紋切り型と言わざるを得ない。特に彼女の父親である石橋佳男の増尾圭吾に対する時に見せた最後の聡明な態度を見ると、そんな彼の娘が都会に出ただけであれほど落ちぶれてしまうことは想像し難い。清水房江に対するマスコミの対応振りも紋切り型であるだろう。今時犯人の身内であってもインターホンからコメントを求める程度で、あれほど失礼な取材はありえないと思う。
 増尾圭吾の鈍感さにも疑問を禁じえない。彼が石橋佳乃の存在に気がつかずに彼女の目の前で車を停めてしまうことも不自然であり、石橋佳乃を車に乗せて暗い一本道を走っている時に、背後からずっと付いてくる清水祐一の車に気がつかないことも不自然であり、更に石橋佳男が店の中の入ってきた時もなかなか彼に気がつかない増尾圭吾の鈍感さは‘バカ’の範囲を超えており、石橋佳乃の‘すれっからし具合’と結託して‘悪人’を‘捏造’していると言わざるを得ない。ということは「誰が本当の“悪人”なのか?」の正解はおのずと分かってくるだろう。俳優陣の熱演のみで辛うじて最後まで観られるものになってはいる。


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儲け方について

2010-09-12 00:53:21 | Weblog

セクハラで訴えられたB・スピアーズ、疑惑を否定(トムソンロイター) - goo ニュース
ブリトニー、セクハラで訴えられる!元ボディガード「彼女はノーパンの中身を露出する」 - goo 映画

 ブリトニー・スピアーズをセクシャル・ハラスメントで訴えた彼女の元ボディガードの

フェルナンド・フロレスは元警察官でもあったようだから、法律に全く疎いわけでは

なさそうであるが、やはり売名行為という誹りは免れないだろう。男性が女性に

対してセクハラで訴えるという例は男児が大人の女性に対するもの以外は想像し

難い。もしもフェルナンド・フロレスが本気で訴える気でいるのならば、自分はゲイ

であるというカミングアウトでもしなければ、説得力がない。訴えるよりも暴露本の

方が儲かったのではないのか


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“冒険者”にこそ問題が

2010-09-11 01:31:00 | Weblog

夢を見ず、冒険もせず、快適空間に安住する若者(産経新聞) - goo ニュース

昨年、リクルートが高校生を対象に行った調査で「自分の趣味や好きなことができる

仕事をしたい」という質問の真意は「適当に仕事をする以外は自分の好きなことを

したい」ということだと思う。私の知り合いにも仕事よりも週末恒例の草野球に命を

賭けているおじさんがいる。冒険をしなくても簡単に“夢”が見られるのだから、冒険

をしないからといって若者を責めることはできない。問題なのは寧ろリアルを避け、

快適な空間に安住する若者よりも、競争相手が激減して簡単に出世できてしまう、

あるいはできてしまった若者(通称、お調子者)の質である。彼らに要職に見合う

だけの資質が本当に具わっているのかどうか、次々と顔が変わってしまう日本の

首相を見ながら思案してしまう今日この頃。


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『慕情(1955)』 80点

2010-09-10 21:31:39 | goo映画レビュー

慕情(1955)

1955年/アメリカ

ネタバレ

残酷な‘蝶’のテーゼ

総合★★★★☆ 80

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 邦題の‘慕情’は決して悪いものではないが、やはり‘慕情’として観てしまうと主人公のハン・スーインとマーク・エリオットの2人だけに目が行きがちになり、月並みなメロドラマにしか見えなくなる。しかし原題の通りにこの作品は愛の素晴しさ(Love Is a Many Splendored Thing)を描いたものである。
 冒頭から医師として香港で働いているハン・スーインは中国から逃れてくる人々のために尽力している。医療費の代わりに息子を売ろうとする女性に対して無償で女性の夫の治療を約束して、車に轢かれて怪我をした孤児の幼女を自ら引き取って育てることまでする。
 夫を失ってから献身的に働いてきたハン・スーインの心を開いた男が特派員のマーク・エリオットである。彼には妻がおり、イギリス人と中国人のハーフであるハン・スーインとアメリカ人のマークとでは困難が予想されたが、2人が重慶に戻って親戚と話し合った結果、2人の結婚は快く了承される。その時ハン・スーインは同じように外国人と付き合っていた妹のためにパスポートを手配する。
 勤めている病院の理事長の意向に逆らって、マーク・エリオットとマカオへ旅行に行ったことが
原因でハン・スーインは病院を辞めさせられるが、中国へ戻ることはなく友人宅に身を寄せながら、朝鮮戦争の取材へ行ったマークの帰りを待っていた。しかしマークは帰らぬ人となり、それを知ったハン・スーインは2人が再会を約束した丘の上へ向かう。
 この作品は決して2人の主人公の愛だけが描かれてわけではなく、ハン・スーインがかかわる人々と彼女との愛の有様が淡々と描かれ、それが原題の真意であると思う。
 最後にこのレビュータイトルの意味を説明しておく。例えばマーク・エリオットが無事に帰ってきていたら2人は幸せになれたであろうか? 勿論それは誰にも分からないことではあるが、マークが離婚できるのか、2人の国籍の違い、あるいは職業の違いによって生じる困難、ハン・スーインの養女と2人の間に産まれる子どもとの関係など2人の前途は全く楽観できない(実際その後の原作者の人生を見ても想像できる)。蝶はこの作品内で3度現れ、いずれも掴まることなく飛んでいく。蝶は飛んでいる姿を見る限り美しいものではあるが、もしも掴まえてしまうと翅を傷つけて死んでしまうであろう。つまりマークは死んでしまったがために、全ては美しい想い出となったわけであり、帰ってきてしまったら(つまり‘掴まえて’しまったら)‘愛’は間違いなく傷ついてしまうということである。ラストで見ることができる限りなく美しい丘のシーンは、その背後に隠されている残酷な‘蝶のテーゼ’でもって成り立っているのである。


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反小沢キャンペーン

2010-09-10 17:11:08 | Weblog

民主代表選 ネットで人気逆転の謎 政治好きは小沢氏好き?(産経新聞) - goo ニュース
民主党議員よ、官報複合体に作られた「世論」に惑わされることなかれ【週刊 上杉隆】(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

 インターネット上で小沢一郎が人気がある理由はただ単にジャーナリストの上杉隆

が一人で頑張っているからだと思うが、それにしても昨日の新聞紙上における

“反小沢キャンペーン”は凄まじいものであった。週刊文春の「小沢一郎と青木愛

『京都の密会映像』」、週刊新潮の「『小沢一郎』総理ならば日本は壊死する!」

だけではなく、西部邁までが自著に「小沢一郎は背広を着たゴロツキである」という

タイトルをつけて“キャンペーン”に参加(便乗?)している。低レベルの二者択一なら

ば一層のこと日本がこの“ゴロツキ”によってどのように“壊死”するのか見てみたい

というのがネットユーザーの気持ち


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