1983年12月初旬に行なわれた公演のブート映像をYou Tubeで見ることができる。ヤードバーズの歴代ギタリストが一堂に会する点では貴重である。
ギブソンSGダブルネックを持ったペイジはインストの「天国への階段」を披露する。明らかにヤク中症状が出ており、汗だくである。自分の世界に入り込み、鼻水、よだれをダラダラと流して、ヨレヨレの踊りまで見せてくれる。目をそむけたくなる場面だ(笑)
分厚い唇を尖らせて弾くギターソロは無茶苦茶で、今にも失禁しそうな旧友を横から眺めたクラプトンが苦笑するシーンは本当に泣ける。
アームズ・コンサート(裏版)での三人を動物に例えてみよう。
ジェフ・ベック…獲物を狙う狼
エリック・クラプトン…痩せたドーベルマン
ジミー・ペイジ…脚を骨折して死を待つ駄馬
その後ペイジはライブエイド、アトランティック・レコード創立40周年記念コンサートでも醜態をさらし、過去の人となり、私の中で再浮上することは無かった。悲しい現実である。
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