寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

松本の食文化(その1)

2008年09月05日 | 

松本を訪れた際に必ず寄る店について書いてみたい。駅前にあるカウンターだけの小体な焼き鳥屋。19時前から店内はぎゅうぎゅう詰めで香ばしい匂いがたち込める。

若き二代目が一人で黙々と串を焼いていく。「特別な材料や調味料は使っていないんですよ」と言葉少なに語るところは立派である。実際、自己陶酔に近い「能書き」を聞かされて飲食することくらい嫌なものはないのだ(笑)

しし唐と揚げ焼き

焼き方が絶妙のハツからじゅわっと肉汁が溢れ出す。レバーと俵つくねはオリジナリティーがあって出色のできばえ。日本酒によく合う揚げ焼きには味噌だれが控えめに塗ってある。

鰯の香り焼き

「時価」と書かれた鰯の香り焼きのファンは多い。大葉と梅肉が挟んであるので鰯のくどさを感じずにあっさり食べられる。ホッピーやハイボールがメニューにあるのは非常にありがたい。

県外の客にも懐にもやさしい店はこれから益々繁盛することだろう。

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コメント
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