寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

並木薮蕎麦で冷や酒を飲む

2008年12月04日 | 

「並木薮蕎麦」に駆け込むと座敷の方が空いており助かった。客のほとんどが酒を飲んでいる。こういう雰囲気が私は好きだ。

冷や酒とそば味噌

「冷や酒」と「もりそば」を注文した。そば味噌をアテに酒をかーっと胃袋に流し込んだ。それを後ろで見ていた店員が直様そばを持ってくる。実にいいタイミングである。

もりそば

つゆは辛口なのでそばの先を少し浸けるだけで十分である。旨みも濃厚だ。「東京人no.260」で神田まつやのご主人が汁の作り方についてこう述べている。

「薮」さんは神田も並木も池之端も、甘汁は鯖だけです

私はそばを食べる時にほとんど薬味は使わない。残ったそばつゆに薬味とそば湯を入れて綺麗に片付けるのだ。約10分で店を出た。他の客が「もう帰るのか」というような顔をしていたが、これが私の流儀なのである(笑)

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夜の浅草

2008年12月04日 | 

東京都台東区浅草は多国籍の観光客で溢れている。ここは江戸時代から続く一大テーマパークである。賑やかな夜の街を歩きながらこんなことを考えた。

「東京の人間は冷たい」と西日本の人間は簡単に言いがちだが、それは正しくない。関東で暮らしたこともない人間が無機的な都市「渋谷」や「新宿」を見て発言しているのだろうが、「本所」などに行ってみれば考え違いをしていることに気づくはずだ。

東京人は「野暮なこと」をあまり言わないだけである。おそらく、あれこれと「詮索する」のは卑しい行為だと考えている。一方、西日本の人間は「無粋な質問」を初めて会った人にも平気でする。これは自分から「私は育ちが悪いんですよ」と吹聴しているようなものだ(笑)

無駄口をたたかないことは紳士の常識である。友達付き合いでも適度な距離を置く「東京流」を私は支持する。「さらりとした空気」を異質なものとして認識するのは田舎町にずっと留まっている者の「視野の狭さ=ねちっこさ」に他ならない。

「浅草文化観光センター」の前を通り横断歩道を渡って左折した。目的の店はまだ営業しているようだった。

「浅草文化観光センター」前

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