寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

これからは鍋の季節だ!

2011年10月03日 | 日記
今日の新聞に入ったイトーヨーカドーのちらしは鍋特集とでも言うべきレイアウトだった。若い頃は香りの強いピリ辛鍋でアルコール度数の高い酒をぐいぐいやったものだが、もう卒業して10年以上になる。結論を書くと素材はいじり過ぎないことが鉄則である。池波先生のように小鍋立てを楽しみ出すともう昔には戻れないのだ(笑)

私は旅先でもよく鍋をたのむ。漁港近くの居酒屋などは本当に安い値段で素晴らしいものを出してくれる。魚介の鮮度と調味料の少なさで上質な味が決まると言えるだろう。日本人に生まれて良かったと感じる瞬間はシンプルな鍋を黙々とつついている時かもしれぬ。

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JR福山駅前から入江跡を辿る(その6)

2011年10月03日 | 郷土史
中國銀行福山船町支店前には福山最古の銀行跡を示す大きな石碑があった(※現在もある)が、城下町育ちの私は2007年2月までその存在に気付くことはなかった。まったく恥ずかしい話である。石碑に刻まれた文面は以下の通り。

旧福山銀行跡
 福山銀行は明治29年、福山城下町最初の銀行として藤井与一右衛門、河相三郎といった当時の有力者らによってこの場所に本店が設立された。
 この附近一帯は、今でも、船町、御船町、入船町といった地名が物語るように、大きな「入江」を形成し、昭和の初年頃までは、海からのぼる多数の帆船と荷揚げで賑い、商店、銀行の多くがここに軒をつらねて、今日の、大福山市商工業発展の中心的役割を果たしていたところである。
 福山銀行は、その後、中國銀行に引き継がれ、この店は、今も、「船町の中銀」と愛称されて、多くの市民に親しまれている。
 株式会社 中國銀行
 昭和六十一年十一月建之

中國銀行の経営のスリム化によって福山船町支店は平成17年(2005)年11月4日に廃止となり福山胡町支店(胡町2‐22)に統合されている。

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