寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

竹原市竹原町の裏道を往く(その5)

2011年10月27日 | 
竹原のブドウ畑を初めて見たという男のために奥さんはこの地でぶどう栽培の基礎を作った神田家の話を3分ほどしてくれた。今ではデラウェア以外の品種の栽培も盛んに行われているということだった。

そして明神地区の居住者の4人に1人は三井金属鉱業関係の仕事に就いているという情報も得た。行きの途中で気になっていた大きな食品工場について私が質問すると、それは忠海のジャム製造会社の関連企業だと奥さんは言う。地元の人の話は非常にためになる。

竹原ブドウの沿革
 明治三年ごろ神田信助翁は、神田家の池畔に二、三本の甲州葡萄を植え、栗材やモロ木をもつて池上に棚をつくり、葡萄蔓を誘引して年々美果を得、晩年これを竹棚に改良して、畑作に転換する動機をつくつた。

『芸南風土記 / 芸南新聞社(昭和三十六年五月五日発行)』

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

忘れ難きざくろの味 

2011年10月27日 | 食材
幼い頃神社境内の高い木に登り赤く色付いたざくろ(石榴)をもいで食べたものである。あの甘酸っぱい味をこの年になっても忘れないのは、若干渋みを含んだ独特の風味だからだと思う。奥行きのある味とでも言ったらよいのだろうか。人間も少し癖のある方が面白いのと同じだ(笑)

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする