スペアエンジンの作業を進める。
エンジン屋さんに何度も行かなくて済む様に、全て下準備をしてから持ち込む作戦。
シリンダーは仕上げのガラスビーズのショットを残すのみ。
ヘッドはポート拡大研磨(最近はポーティングって言うんスか?)をするのだが、できればバルブガイドを外したい所だ。
バルブガイドを打ち換えない場合はバルブガイドごと削ってしまうという手もあるが、XR250の場合は明らかに外した方が良い結果が望めそう。どの道バルブガイドは新品に打ち換えるので、熱して外してしまった。
写真は打ち抜きに使用したSST(自作)と、御役御免のバルブガイド、加工中のヘッド。
ポート加工に使用するのはエアリューター等の専用品では無く、仕事で使っている棒グラインダー+フレキ。それに加えてスピードコントローラー。
昔、初めてポート加工をやった時は当時所有のホビー用のルーターを使ったのだが、コレは如何せんトルクが無く、また使用率(連続運転時間と休憩時間の比率)が非常に低い。無理して連続運転した結果、壊れてしまった。ハンドドリルにフレキを取り付ける手もあるが、回転があまり速くない。(ボール盤はもっと遅い)
俺の様なプライベーターは、結果がそれなりであれば方法は何でも良いと思っている。
結構時間が掛かるので、飽きてきた所で本日は終了。この作業の途中経過は面白くないと思うので、完了する頃に紹介します。