「R35」と書くと、次期スカイラインか?・・・と思う方もみえるかもしれない。
が、「R」は「restricted=制限がある」の事で、35歳以下はご遠慮下さいという事である。それでもコレはあくまで表現上の語句であって、もちろんこの記事は35歳以下の方でも見ていただいて一向に構わんですよ。ちなみに俺が35歳という意味ではなく、某CDのタイトルのパクリである事は想像に難くないであろう。それと今後不定期でこのカテゴリーに記事をアップしていく予定だが、話は音楽には限らない。その他の文化や個人的な出来事なども書いていくつもりである。
最近、長女と次女の二人とも人格・・・つまり個性が形成されてきたのを感じるのだが、「○○は好き」とか「□□はキライ」と言っているのを見ると「俺が子供の頃はどうだったかなあ・・・」と回顧モードに入ってしまう。また、不死身と称される俺も最近になって体力や精神力の低下を感じるようにもなってきた。そうするとついつい早くに亡くなったオヤジやオフクロの年齢と重ね合わせて考えてしまうのだ。そしてやはり当時の事を思い出す。
俺が子供の頃、家ではあまりテレビを見るという習慣がなかった。「8時だョ!全員集合」以外は特にバラエティ番組を見ることはほとんどなく、多い順に挙げるとクイズ番組、時代劇、音楽番組、テレビ映画。この頃は現代ほど世間に情報が溢れていたわけではないので、例えばピンクレディーが社会に与えた影響は現在では考えられないほどに大きかったと認識している。近年では荒川静香さんがトリノオリンピックで金メダルを獲得した時やサッカーのワールドカップの日本対ブラジル戦、そして今回の世界陸上でもかなりの高視聴率だったようだが、30~40%。「8時だョ!全員集合」や「オレたちひょうきん族」は50%位、昔の紅白(俺も生まれる前)なんて80%以上だったのだから。
さて。
仕事でも比較的気心知れた相手と話しているときに使う言葉の中で、全国的に通用するであろう一つに、「そんな事言ったって、いまさらジローだよ」ってのがある。(←ホントか?) 『いまさらジロー』は1984年の小柳ルミ子さんのヒット曲である。既に20年以上も前の歌なので、このセリフを使うこと自体「R35」=オッサンである事の証明である事は明白な事実である。
そういえばカタカナの名前が題名になっている曲、他にもあったよなあ・・・。え?「ごめんねジロー」? そりゃもっと古いですよ。R50くらいか?
そうそう「そんなヒロシに騙されて」・・・だ。
その話をふと、同世代の顧客の担当者に振ってみた。すると、
「たしか原由子でしたよね」
え? 俺は高田みづえと覚えていたが・・・?
「高田みづえって相撲取りと結婚しましたよねえ」
も、もしかして歳をゴマカしてないっスか? 高田みづえと言えば、俺的には『私はピアノ』かな。
「それも原由子じゃなかったですか?」
帰ってから検索してみたら、どちらもサザン(Voは原由子)のカバー(詩曲共桑田佳祐)として歌ったのだそうだ。ご主人は若嶋津だ。
「硝子坂」も印象深いが、やっぱ俺はコレだな。↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=9hC1D5oAxg8
この映像は1980年の第31回紅白歌合戦の一幕のようだ。この年彼女は3回目の出場。ピアノを連弾しているのは八神純子と太田裕美のよう。この場面、なんとなく記憶があるんだな。他の出場者は初出場の松田聖子(青い珊瑚礁)と田原俊彦(哀愁でいと)、クリスタルキング(大都会)、もんた&ブラザーズ(ダンシングオールナイト)、五輪真弓(恋人よ)。その他海援隊(贈る言葉)、沢田研二(TOKIO)。すごいなあ、黄金期だ。確かに高田みづえが地味に感じてしまうかな・・・。