めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

よい香り、よくない香り

2016-06-22 | 薬膳&食療(野菜)
冬のイメージの春菊だけど

「まあ、たまにはいいんじゃない?」と言う事で買ってみました。

きゅうりはまだ早い気がするし、、、という頃の事です。今は既に我が家でもきゅうりを食べていますからね。


この独特の香りがたまらなく好き!と言う人もいれば、苦手と言う人もいるわけで。

私の料理教室でも「実は春菊が苦手で心配だったんだけど… 平気でした!」と言う方がちらほら

みなさんお鍋の中でくたくたになった春菊を食べて苦手だと感じた様で、今後は香りを生かした食べ方を楽しんでもらえるといいな〜と思っています。



さてさて

我が家の季節外れの春菊ですが、今回は脇役に徹してもらいました。

さっと茹でて茎の部分は小口切りな感じで切って、同様に切った大根の葉とともにふりかけにしました。

食べたら「ん?なんか大根じゃないのも入ってる?この香り、、、なんだっけ?」という感じになります。

私は知ってますからね。「ああ、時折香る春菊がいい感じ〜♪」 となるわけですが。

たまには「あーっ これ何だっけ? よく知ってる味!香り!」とか言って記憶をたぐりよせながら食べてみたいなーっ




葉の部分は粗く刻んでおいて炊き込みご飯の仕上げに入れたり、お肉やお魚と合えたり、最後はお味噌汁にちょっとだけ入れておしまいです。

あっと言う間に使い切っちゃった!

次は肌寒く感じる程涼しくなった頃ですかね〜


いい香りはやっぱり気分が良くなるので体の中も巡ります。気分がいいってのは気の巡りが良い事ですからね♪

そして、同じ香りでも「ううっキツイ」と思う人にとっては気の巡りが悪くなりやすい”よくない香り”になります。


だから〇〇さんに「これを食べればいいですよ」と言って、親切な〇〇さんが△△さんに「これがいいんだって!」とおしえてあげても、△△さんにとっては良くないわけで。

△△さんが藁にも縋る思いで我慢して”これ”を食べ続けてしまったら…

〇〇さんも悪気があってしたわけじゃないのに△△さんを傷つけてしまいます。



そんなわけで個人カウンセリングの際には伝え方を気をつけるようにしています。

だからお話をする時間が長くまどろっこしく感じるかもしれませんが、意味があっての事なのです。



今日は予報に反しての雨ですが、紫蘇の香りとかっさのおかげで朝からご機嫌♪

長靴出しちゃおーっ



コメント
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