めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

薬膳的麻婆豆腐

2017-12-23 | 薬膳&食療(その他)
昨夜は麻婆豆腐を久々に作りました。

ネギと生姜を刻んだところでふと「生姜ってことは、アレもいいんじゃない?」とごそごそ棗を取り出して水に浸します。

棗をスライスして乾燥させた棗チップ。そのまま食べればいいんだろうけど、なぜかずっと置いたままでした。

豆腐を入れて煮込む時に浸していた水ごと一緒に入れて煮込み、最後に片栗粉でとろみをつけます。

お皿に盛りつけると輪切りにした唐辛子がちらほら見える感じで「辛い麻婆豆腐」っぽいです。

特に何も言わずに食卓に出し食べ始めたら、暫くして「ん?ナニコレ」と大黒柱サン。

「ああ、ナツメだよ〜  見た目は唐辛子みたいだよね」 と答えたら

「ふーん」 と食べていました。

甘味も強くないし薄いちいさな塊なので肉味噌の味に負けてます。

これ、料理にいいかも!



中国のお鍋料理ではよくナツメと生姜が入っています。

方剤の中にもセットで入る事が多く、二つで「調和」の役割をします。

ちょっと調子が悪い気がするなー って時に生姜とナツメを煮出したお茶を飲んで寝るといいですよ〜 って傷寒論の先生がおっしゃってました。

体が少し弱っている時は生姜だけでは消耗してしまうのでナツメで少し補ってあげるといいのです。

体が少し弱って抵抗力が落ちているから風邪をひくのですからね。


美味しくて体にもよくて万々歳でした♪

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