東京都の都立高校教諭が、卒業式で「君が代」斉唱を拒否、それを理由に嘱託員の採用が認められなかったとして起こした訴訟に判決が下った。「君が代」斉唱は職務命令の範囲内であり、思想信条の自由が侵されたとは言えないとして、原告側の訴えを棄却した。極めてまともな判決といえるだろう。
本題はここから…。「目くそ鼻くそ」という言葉があるが、教育現場の実情をよく表した言葉なのだ。
都立学校のある校長は、「そこうにならないように…」と部下に”訓辞”をしていたそうだ。「そこう」って分かりますか? 「訴訟」(そしょう)をこう読んでいたのです。後難を恐れてだれも注意できなかったそうです。その人は、今も都立某養護学校の校長だそうです。
また、東京・某区の区立中学校のS校長は体育の教師上がりで、N大体育科出身。K士大体育学部出身の副校長とは、似たもの同士のためか極めて仲が悪く、いつも怒鳴りあい。まるで”殿様”のこの校長センセイ、機嫌が悪いと、勤務時間中にもかかわらず、部屋にこもってラジカセで音楽をガンガンかける悪癖があるのだそうです。「服務規律」を自ら破っているのです。「君が代」を歌えなどとよく言えますね!
組合に属する教師が、世間知らずなナイーブさで、「思想の自由」云々と言っている一方で、管理者側には上記のようなトンデモ人間がなっているのですね。組合のアナクロニズムと、「管理職」の本旨を全く理解していない”殿様”校長センセイの皮肉な対比…。
これが「教育界」の恐ろしさです。
要するに、皆さん「目くそ鼻くそ」、どっちもどっちなのです。どちらもまともではない…。これは友人たちから聴いた本当の話です…。