「サンデーモーニング」(TBS系列)の「風を読む」というコーナーで「食糧と環境」を取り上げていた。
日本の食糧自給率は、「先進国」のなかで最下位なのはよく知られている。その輸入先が世界各国に及んでいる点について、輸送に要するエネルギーを勘案すると、日本は地球環境を大きく悪化させているという趣旨の解説をしていた。
これは、自虐史観の「環境版」ともいうべき認識ではないのか。ドイツやイギリスと比較して、日本が食糧調達に多大なエネルギー(輸送コスト)を必要とするのは、その地政学的な位置を見れば無理からぬことだ。食糧を輸出できる「農業大国」が近くはないのだから…。「貿易立国」で現在の”繁栄”を獲得したことを忘れて、水戸黄門の印籠のように「環境」「地球温暖化」を持ち出すのは、いい加減にしてほしいものだ。
筑紫哲也の「ニュース23」も同様だが、TBSのこの種の番組を鵜呑みにすると、日本は世界中で環境を壊す、どうしようもない国のように感じてしまうことだろう。このような「反日的」番組を垂れ流しにしていいのかと問いたいところだ。
世界中には、国家間、民族間、社会階層間であらゆる格差、差別が厳然と存在する。ハンドボールの問題ひとつをとっても分かるのだが、平和に話し合って、協力し合えば解決できる相手ばかりではないのだ。
そのことに触れずして、「平和」「人権」「国際協力」などのきれい事ばかりを説教する番組は、「反日的」と言わざるを得ないのだ。
日本の食糧自給率は、「先進国」のなかで最下位なのはよく知られている。その輸入先が世界各国に及んでいる点について、輸送に要するエネルギーを勘案すると、日本は地球環境を大きく悪化させているという趣旨の解説をしていた。
これは、自虐史観の「環境版」ともいうべき認識ではないのか。ドイツやイギリスと比較して、日本が食糧調達に多大なエネルギー(輸送コスト)を必要とするのは、その地政学的な位置を見れば無理からぬことだ。食糧を輸出できる「農業大国」が近くはないのだから…。「貿易立国」で現在の”繁栄”を獲得したことを忘れて、水戸黄門の印籠のように「環境」「地球温暖化」を持ち出すのは、いい加減にしてほしいものだ。
筑紫哲也の「ニュース23」も同様だが、TBSのこの種の番組を鵜呑みにすると、日本は世界中で環境を壊す、どうしようもない国のように感じてしまうことだろう。このような「反日的」番組を垂れ流しにしていいのかと問いたいところだ。
世界中には、国家間、民族間、社会階層間であらゆる格差、差別が厳然と存在する。ハンドボールの問題ひとつをとっても分かるのだが、平和に話し合って、協力し合えば解決できる相手ばかりではないのだ。
そのことに触れずして、「平和」「人権」「国際協力」などのきれい事ばかりを説教する番組は、「反日的」と言わざるを得ないのだ。