ニュースショーを見ているととんでもない言説に出くわす。
古館一郎が「イージス艦あたご衝突事故」をめぐって「漁船は民間で自衛隊は役所」と言い放っていた。
バカのひとつ覚えで「官民比較」「役所批判」も結構だが、こと海難事故に関しては、単純な比喩は禁物だろう。
というのは、「板子一枚の下は地獄」と言われるように、船乗りは常に死と隣り合わせなのだ。千葉の漁協関係者の態度は、マスコミが自衛隊批判を扇動しているにもかかわらず、極めて冷静に見えた。これこそ海の男の本懐なのだと思った。
ただのおしゃべり男に過ぎない古館が、エラそうに自衛隊を批判するのを、海の男が「はいそうですか」と相づちを打つはずもなかろう。
漁民には海の男のプライドがある。自衛隊の役割を本当に理解しているのは、マスメディアではなく、海の男の方だと思うのだ。
古館一郎が「イージス艦あたご衝突事故」をめぐって「漁船は民間で自衛隊は役所」と言い放っていた。
バカのひとつ覚えで「官民比較」「役所批判」も結構だが、こと海難事故に関しては、単純な比喩は禁物だろう。
というのは、「板子一枚の下は地獄」と言われるように、船乗りは常に死と隣り合わせなのだ。千葉の漁協関係者の態度は、マスコミが自衛隊批判を扇動しているにもかかわらず、極めて冷静に見えた。これこそ海の男の本懐なのだと思った。
ただのおしゃべり男に過ぎない古館が、エラそうに自衛隊を批判するのを、海の男が「はいそうですか」と相づちを打つはずもなかろう。
漁民には海の男のプライドがある。自衛隊の役割を本当に理解しているのは、マスメディアではなく、海の男の方だと思うのだ。