フジテレビ系列で深夜に放送されている「墓場の鬼太郎」はオススメだ。
もう50年近く前、水木しげるが「貸本」(当時、貸本店が数多くあった)のために書いたのが、この「墓場の鬼太郎」だった。その後、大手の少年週刊誌に掲載されるようになって、タイトルが「ゲゲゲの鬼太郎」に変更され、キャラクターの画像もより明るいイメージのものに差し替えられた。
ところが、現在深夜枠で放送されている「鬼太郎」は、アニメのトーンも暗く、鬼太郎などのキャラクターもオリジナルに準拠したつくりになっている。お子様向きではなく、大人向きに戻ったわけだ。
生と死、その境界、妖怪や地獄、愚かな人間の欲望など、このアニメでなければ描かれないであろうテーマが取り上げられている。深夜の放送時間ということもあって、いろいろ考えてしまう番組になった。
最近、たまたま水木しげる先生を見かける機会があった。もう85歳くらいだろうか。まだまだお元気だという印象を受けた。ずっとこちら側の世界にいて、もっと画を描き続けていただきたいと思う。
もう50年近く前、水木しげるが「貸本」(当時、貸本店が数多くあった)のために書いたのが、この「墓場の鬼太郎」だった。その後、大手の少年週刊誌に掲載されるようになって、タイトルが「ゲゲゲの鬼太郎」に変更され、キャラクターの画像もより明るいイメージのものに差し替えられた。
ところが、現在深夜枠で放送されている「鬼太郎」は、アニメのトーンも暗く、鬼太郎などのキャラクターもオリジナルに準拠したつくりになっている。お子様向きではなく、大人向きに戻ったわけだ。
生と死、その境界、妖怪や地獄、愚かな人間の欲望など、このアニメでなければ描かれないであろうテーマが取り上げられている。深夜の放送時間ということもあって、いろいろ考えてしまう番組になった。
最近、たまたま水木しげる先生を見かける機会があった。もう85歳くらいだろうか。まだまだお元気だという印象を受けた。ずっとこちら側の世界にいて、もっと画を描き続けていただきたいと思う。