澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

エアコンのコンセント設置工事をめぐる不可思議

2023年07月07日 20時26分21秒 | 社会

 この暑さのなか、エアコンが壊れた。10年使ったダイキン製だったが、トラブル続きの機種だった。リモコンのお粗末さは特筆もので、タイマー機能はかなり前から壊れていた。

 早速、大手家電量販店のY電機に行った。Y電機の受付社員はとても丁寧で親切だったので、現場見積もりをお願いした。だが、見積もりに来た男性は「分電盤からエアコン専用として配線されていないコンセントでは、工事は受け付けられない」と一言。詳しく調べてみたら、7年ほど前、家電大手各社が「協定」のようなものを結び、エアコン専用コンセントがなければ、設置工事を受注しないと決めたらしい。エアコンが壊れた二階の部屋は、一階の分電盤からは10m以上離れている。工事費はともかく、分電盤から配線を延ばすとなると、廊下(あるいは天井)、階段を這わせなければならないので、美観的には耐え難い。「分電盤からエアコン専用の電源を引く」というのは、法令で定められてはおらず、上述のように、家電業界内部の約束事のようなものだ。

 Y電機の対応は話にならないので、翌日、関西系の大手家電量販店であるJ電機へ。すると、ここでは、見事な対応をしてくれた。すなわち、従前のままのコンセントでエアコンを設置するなら、「同意書」を付けてくれれば結構というものだった。分電盤から直接配線されていない、現在のコンセントを使って、もし事故が起きた場合、それはこちらの責任になることを同意するという趣旨だった。

 規則を盾に設置を拒否したY電機、柔軟な対応をしてくれたJ電機、実に対照的な二社だと思う。J電機のおかげで、涼しく過ごせそう。

 えい、言ってしまおう! Y電機とは「ヤマダ電機」、J電機とは「ジョーシン電機」のこと。エアコン設置を考えている人に参考になればと思って。
 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。