「大学入試センターは28日、今年1月に行われた大学入学共通テストの外部評価結果を公表した。全30科目中「韓国語」を除く29科目が総合的に「適切な出題だった」と評価された」というこのニュース。詳細については記されていないが、在日韓国・朝鮮人の子弟が有利に働くという事実を遠回しに表現しているのではないか。
在日韓国・朝鮮人の受験生は、共通テストの外国語科目として、一般的な英語ではなく、母国語である朝鮮語(韓国語)選択することができる。その朝鮮語の出題が、他の外国語(英独仏西語など)に比べて極めて簡単、容易だとすると、朝鮮語選択の受験生は、特別に高い「下駄」を履いて受験に臨むことができる。一点差を争う受験で、英語と朝鮮語の平均点が何十点も違うとしたら、これはもう現代の逆差別ではないか。
現在、秋篠宮の長男が「東大推薦入学」を念頭に、トンボの研究成果等を誇示していることが、波紋を引き起こしている。朝鮮語受験者の優遇は、この特定個人の特別扱いと同様の問題ではないか、と思えてならない。
大学入試センターは、さらに詳細を公表して、不公正を是正すべきだ。
共通テスト「韓国語」以外の29科目は「適切」評価…「英語」などには「文章量が多い」と注文も
大学入試センターは28日、今年1月に行われた大学入学共通テストの外部評価結果を公表した。全30科目中「韓国語」を除く29科目が総合的に「適切な出題だった」と評価された。「英語」のリーディングや「政治・経済」などでは「文章量が多い」といった意見もついた。
センターは毎年、高校教員らによる外部評価を実施している。共通テストになってからの平均点が過去最低となった「英語」のリーディングは、「試験時間に照らして文章量が多く、問題数を減らして構成を変更することも検討できる」と指摘を受けた。「政治・経済」も「文章量がこれ以上増えると、思考力を働かせる時間が限られてしまうため、文章量の制限が必要」と注文がついた。