澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

「パチンコ攻略法」の実践

2007年06月13日 19時07分31秒 | Weblog
先日、「パチンコ必勝法」について持論を述べた。

その要旨は…
①店側は、遠隔操作によって特定台を大当たりさせることができる。
②曜日と時間、それと「シマ」の状況を分析することによって、「大当たり」を引き当てる可能性を高めることが出来る。
③自分が店長だったら、この時間、この台に大当たりをサービスするかどうか考えることが重要である。

きょう、午後4時頃、パチンコ・チェーン店である「コンサートホール」の某店に行く。打つ台は「海物語」。一番端の「シマ」(約15台)には4人くらい客がいたが、誰も大当たりを出していない。上記の「理論」に従えば、サラリーマンが退社する直前の時間で客も付いていない「シマ」は、「大当たり」の可能性が高い。5時過ぎにサラリーマンが立ち寄った時、「ドル箱」を積んだ客がいれば、「呼び水効果」になるからだ。
まず100回転ほどしている7番台を打つが、千円で16回転程度しか回らない。すぐに300回転している3番台に変わるが、千円で24回転するものの、リーチが極端に少ない。そこで、総計700回転で1回大当たりをしていて、現在320回転という1番台に目をつける。通常、こういう出方をする台は、あまり期待が持てない。
しかしながら、①同じシマにほとんど客が付いていない、②朝から連チャンを重ねた台が皆無という状況だったので、打つことにする。千円で20回転、合否すれすれという数字だ。4回目のリーチで、魚群が出ていないにも関わらず、「8」で大当たり。こういう当たり方は、客が多い時は続かないのだが、きょうは客が少ない。案の定、120回転で「1」の大当たり。その後、8連チャンして、予想以上の大勝利。結果はプラス3万円だった。

巷のパチンコ攻略法は、ほとんどがウソ。結局、店側がさらに客を呼び込みたいという状況でしか、「大当たり」は出ないことがはっきりとした。 


あえて「社会保険庁」を擁護する

2007年06月12日 20時11分22秒 | Weblog
ニガウリ栽培は順調だが、連日の「社会保険庁」叩きに辟易としている。
特に、朝・昼のワイドショーはひどいものだ。社会的な意識の高いサラリーマンが見ていないことをいいことに、レポーターは言いたい放題。もし、公務員が見ていたら、激怒するような内容ばかり。もっとも、TVを見てすぐ行動するような人は、公務員などならないだろうが…。

以前、国家公務員には「地方事務官」という制度があった。都道府県には、国民年金所管課があり、「福祉局国民年金部」「福祉部国民年金課」とか称していた。そこの職員は、国家公務員(高校卒のノンキャリア)として採用され、「地方事務官」として都道府県に配属された人たちばかりだった。身分は「国家公務員」、配属は「地方公務員」という、言ってみれば「こうもり」のような存在だった。何年か前、この地方事務官制度は廃止され、年金関係事務は「社会保険庁」に統合された。

このような年金のスペシャリストに過ぎない人たちが、保養施設(グリーンピア)等の建設を考えつくだろうか?旧厚生省の高級官僚が考えたに決まっている。それも、政治家の利権がらみでだ。制度の問題点を指摘することなく、何でもかんでも「社会保険庁が悪い」というのは、悪徳政治家の思うがままではないか。

公務員は、自分の意見を公に出来ないという制約がある。目立つ言動は、その人の無難な将来を揺るがしかねない。だから、ほとんどの公務員は、アホなマスコミ報道にも我慢しているのだ。

「民間」がすべていいというのなら、公的部門もすべて民営化するとよい。その結果がどうなるかは、日の目を見るより明らかだ。



 

ニガウリ畑・香菜

2007年06月12日 07時35分53秒 | hobby
このところ雨が続いたので、ニガウリは順調。ツルが支柱に巻き付くようになった。
プランターに蒔いた「香菜」も発芽したので、その芽をつまんでみたら、あの独特の香りが漂った。
タイ製のインスタント・ビーフンに入れて食べてみた。料理店の香菜よりも味がマイルドで食べやすかった。

あえて「コムスン」を擁護する…

2007年06月11日 09時14分01秒 | Weblog

雨の月曜日。ニガウリも香草も順調に育っている。

 さて、連日TVに「コムスン」の折口雅博会長が出演し、不正問題の釈明に努めている。折口会長の経歴や「コムスン」の成り立ちには、かなり不透明な印象も受けるのだが、ここではあえて弁護側に立ってみる。

 まず、東京都による監査の問題がある。監査する側には、必ずそのときの「重点項目」がある。今回は「コムスン」を狙い撃ちではなかったか。監査直前までは、慣例的、実務的に容認されていた事務処理が、突然、法令遵守の原則論に立ち戻って監査対象になり、やり玉に挙げられるというプロセスだ。
似たような事例がある。東京都のある事業所で問題職員による不適切な事務処理があって、監督者はそれを本庁に相談をした。当初、本庁担当課は「相談」に基づき当該事業所を「指導」していたが、次第に組織防衛の論理(累が上層部に及ばないために諸方策を講ずる)が働いて、相談相手の管理監督責任を追求し始めた。その結果、監督者に対して懲戒処分をおこなった。監査で指摘されたのではなく、事業所側から相談に行ったケースなのにもかかわらずだ…。要するに監査する側は、さじ加減ひとつでどうにでも結論を導き出せるということだ。一見中立的だが、実は極めて恣意的な判断が可能なのだ。

 これと同じように「コムスン」の不正問題も、初めから結論ありきではなかったか。折口会長=「コムスン」は急成長の成り上がり企業で、政財界のバックアップが無かった。権力にはとことん弱い役所から見れば、叩きやすい格好の相手だったに違いない。上述の事業所叩きと同様で、監査する側は、「コムソン」を叩くことによって、上からの覚えめでたしとなって、出世にも繋がるという算段だ。それがお役人の常套手段なのだ…。

 「コムスン」は、こういう「お役所」の餌食になったと言えなくもない。


パチンコ必勝法!

2007年06月10日 06時49分19秒 | Weblog

先日、横浜のパチンコ店が不正行為で摘発された。常連の客に作為的に大当たりを出していたという。パチンコ店の管理室からコンピュータ操作によって、恣意的に大当たりを引き出せることがTV画面でも示されていた。

巷には「パチンコ攻略法」と称する本や講座が氾濫している。
だが、上述のような違法操作が可能ならば、攻略法など何の意味もなくなる。
店側は、防犯カメラで撮影した客の映像をストックし解析する。①常連客かどうか、②最近の勝負の状況、③店にとって必要な客かどうか等の規準で、客を分類する。一定のスパンの中で大損した客がいる場合、違法操作によってその客に「大当たり」をプレゼントするというやり方もある。こうすれば、客離れを防ぐことが出来る。

 このようなウラがあるとすれば、本当の攻略法とは何か?
①パチンコを打つ日時(曜日・時間帯)を選ぶこと
②「シマ」の状況を把握して打つこと
③もし自分が店長ならば、店の経営という観点から、この瞬間、この台を大当たりにするかどうか考えること

 まず①について、新装開店日は例外として、土・日曜日が出やすいことは確かだ。だが、客数が多い時は、かえってカモになりやすい。ウィーク・デイは、客数が増える直前の午後4時くらいがねらい目。
②については、よく出る機種を選ぶことは当然だが、すでに多くの先客が出している場合は要注意。自分自身が「カモネギ」になってしまうかも…。
③は重要。具体的にはこういうことだろう…。
「ある木曜日の夕方5時頃、なじみのパチンコ店に行く。客は少な目。ドル箱を積んでいる客も少ない。でも、常連客はまた出しているようだ。」
こういう状況下で店長は次のように考える。
a.この客に「大当たり」をプレゼントすれば、次の客を呼び込めるかどうか。 (客の呼び水効果)
b.この客は、最近、大勝ちか大負けをしているかどうか。 客の分類
c.この客は店に相応しいかどうか。 客の選別)
上記のa-cの条件が、店長のお眼鏡に適えば、ほぼ間違いなく出ます。

 もちろん、千円で何回転するかどうか、リーチが何回あるかなどという基礎的なデータは必要です。でも、それらは副次的な要素に過ぎない。
要するに、客に「この店は出そうだな」と思わせて、より多くのカモを呼び込めばいいのですから、「大当たり」は店側の「投資」に過ぎないのです。
結論的に言うと、普通の客は絶対に儲からない。店の売上げから諸経費、利益、それに北朝鮮への献金を引いてみればわかりますね…。 


地球環境という言葉

2007年06月09日 06時57分32秒 | 社会

今回のサミットのテーマは、地球温暖化の防止だそうだ。
そんなこともあって「地球環境」という言葉を耳にすることが多いが、この言葉の「物神化」傾向も気になるところだ。実態がはっきりしないまま、これを守るのが「正義」だ、考えないのは遅れた連中だというような風潮がないだろうか。「地球環境」という言葉を水戸黄門の印籠のように使われてはたまらない。

 この風潮に便乗するかのように、上智大学大学院には「地球環境専攻」がつくられた。以前「国際関係専攻」で名を売ったこの大学は、今度は地球環境と名付ければ「当たる」と考えたのだろうか。理科系のスタッフ、実験設備等も全くないまま、薄っぺらなパンフレットのようなカリキュラムを組んでいる。
某国立大学大学院で化学を学んだ知人によれば、基礎的な理科系の知識や実験・検証のノウハウがない限り、地球環境がどうしたと叫んでも意味がないのだという。つまり、上智大学のやり方は、野口健とかいうアルピニストが主催する「小笠原環境学校」と変わらないことになる。参加した子供を「環境メッセンジャー」に育てるのが、野口の目的だそうだ。小笠原の海でイルカや鯨を見せて、地球環境を守らなければと教え込む。それ自体は悪いことではないが、それだけでは、教会の日曜学校のようなものだ。
上智の大学院にぴったり当てはまる言葉がある、そう「羊頭狗肉」だ。

 「地球環境」という言葉が声高に叫ばれる時は、やはり立ち止まって考えることが必要だろう。誰も反対できない、美しい言葉にこそ、ウラがあるのだ…。 


李登輝氏と中嶋嶺雄学長

2007年06月08日 19時17分39秒 | 社会
李登輝氏の靖国神社参拝について、中国当局はごちゃごちゃ言っているようだ。中国政府のスポークスマン(女性)が李登輝氏の名前を呼び捨てにするのには驚いた。中国共産党は礼節もわきまえないのか。

李登輝氏は「国際教養大学」(秋田市)で講演を行った。この大学の学長は、前東京外国語大学学長の中嶋嶺雄氏だ。この40年間、ずっと現代中国分析の第一人者である。

文化大革命(1966)勃発時、日本の知識人(主に大学教員)の中国礼賛はすさまじかった。リアルタイムであの時代を過ごした人は、安藤彦太郎、新島淳良、菅沼正久、秋岡家栄、山田慶児、小島麗逸などという名前を覚えているはずだ。中国を礼賛し、返す刀で自国(日本)をけなす、そんな連中だった。
そんな時代に孤軍奮闘、あらゆる資料を駆使して冷静に現代中国を分析したのが、中嶋嶺雄氏だった。処女作「現代中国論」(青木書店)はいまなお現役の著作だ。一方、中国側の公式資料のみを使って中国を礼賛した書物は、いまや「Book・Off」でも引き取らない。

このように見ると、李登輝氏が何故中嶋氏と親交があるのかよく分かる。
ふたりとも、歴史の評価が定まった人物なのだ。



李登輝氏の靖国神社参拝

2007年06月07日 10時41分52秒 | 政治
来日中の李登輝氏が靖国神社を参拝した。
靖国神社の問題については、もう37年も前に「現代国家における宗教と政治」(相沢久著 頸草書房)という本に触れ、理論的な問題は承知していたつもりだった。
常識で考えても、キリスト教などの宗教を信仰していた戦没者の遺族にとっては、勝手に靖国神社にまつられるという事態には承伏できなかったに違いない。彼らの反政府感情を煽ったことは疑いないだろう。こういう一般的な感情が中国や韓国にも伝わり、「靖国神社問題」として国際化したという事情もあると思われる。

だが、李登輝氏の参拝の理由は、日本の兵士として戦死した実兄がそこに祀られていることだ。
靖国神社問題をめぐって、ある種の歴史学者や評論家は、「日本軍国主義」「天皇制国家」がすべての元凶であると批判してきた。台湾出身の兵士はまさにその犠牲者なので、靖国神社に祀られること自体が問題だとしてきた。なるほど彼らの「社会科学的」分析によればそうなるのか…。だが私には、それは人間の自然な感情のひとかけらもない、冷たい理屈だと思えてならなかった。(マルクス主義者に共通する非人間的な側面である。)

李登輝氏自身によれば、今回の参拝は「肉親の情」に基づくのであり、他意はないとしている。彼の言動は、「肉親の情」という感情が自然の情理であり、不毛な理論よりも遙かに崇高で、我々の心をうつということを教えてくれた。いまなお、日本と日本人に暖かいまなざしを向けてくれる李登輝氏に心から感謝したい。






「弱者」の人権

2007年06月06日 08時48分19秒 | 社会
NHK職員の不祥事が続けて報じられている。別の日には、東大教授と国税庁職員の痴漢行為が報じられた。
セクシャルハラスメントの問題を軽視するつもりはないが、被疑者にされた人たちの人権はどうなるのかと思う。冤罪の可能性がわずかでも残っているのに、先行的な報道でその人たちの一生は完全に狂わされてしまう。「疑わしきは葬り去る」「臭いものには蓋」~これが組織防衛の論理なのだから、「被疑者」に未来はない。

ある事件がマスコミに報道された場合、組織のトップは、自らに累が及ばないようにするため、あらゆる方策を講ずる。その職場自体の人員配置に問題がある場合でも、人事方針を問題にすることはなく、結局現場の監督責任のみが問われることになる。

身近な話だが、6人中2人が身障者あるいは精神疾患者という職場で、彼らによる「不適切な」事務処理が行われた。だが結局、その2人は責任を問われなかった。身障者については「触らぬ神にたたりなし」という態度。もう1人については、過去の経歴を知りながら、不問に付した。結果、現場の監督者のみが重い責任を負わされた。
「身障者」の問題をほじくり出せば、採用、任用等人事上の問題がぼろぼろと出てくる。それを言い出せば、責任はトップまでに及びかねない。まさに問題に蓋をしたのだ。
これは、「弱者」天国というべきではないか。

会社や役所の不祥事が報道された場合、まず一度はその裏を疑ってみるべきだろう。



羽田健太郎の早すぎる死

2007年06月04日 19時14分40秒 | 音楽・映画
羽田健太郎氏が亡くなった。
この数日、Mixiの「題名のない音楽会」サイトでは、ハネケン氏が司会を休んでいるのを訝しがる投稿が多かった。
私はたまたま、3月11・18日に放送された「題名のない音楽会~団塊の世代が選ぶ映画音楽ベスト30」の公開録画を見る機会があった。2月上旬だったと思う。この番組のために、わざわざミシェル・ルグランが来日し、夢の競演も実現した。この秋に来日公演を行うルグランと、ハネケン氏は再会を誓い合ったはずなのに…。本当に残念だ。遙かに年長のルグラン氏が残されてしまったのは、これが人生というものなのかも知れない。
11月1日に行われるミシェル・ルグランのコンサート、そのチケットは入手した。彼が何とお悔やみの言葉を述べるのか、心して聞きたいと思う。

李登輝氏の「教養」

2007年06月04日 09時25分59秒 | 台湾
李登輝氏が来日し、松尾芭蕉「奥の細道」のゆかりの地を訪れたそうだ。
李登輝氏は、戦前の日本の教育を受けた。古今東西の書を読み漁り、天下国家を論ずるという、旧制高校の青春を送った人だ。
その彼が国民党政府による台湾人弾圧をくぐりぬけ、ついには民主的選挙で選ばれた初めての台湾総統になるまでの過程は、まるで歴史ドラマを見るかのようだ。

李登輝氏のような人物は、もう二度と現れないだろう。台湾の複雑な歴史が生み出した奇跡の人だ。

東京大空襲の焼夷弾

2007年06月02日 20時16分34秒 | Weblog
父の遺品を整理していたら、珍しいものが出てきました。「焼夷弾」(しょういだん)です。
第2次大戦中に米軍が日本本土を攻撃した際、この爆弾を大量に投下しました。何千発もの焼夷弾が空中でばらけて、木造の日本家屋を直撃し、大火災を引き起こしたのです、
私の子供の頃には、畑などに焼夷弾の残骸があって、触らないように注意されたものです。「戦争」という言葉には、実感がこもっていました。いまは、「戦争」も「平和」も観念的な言葉になってしまったようですが…。
米国は、日本には原子爆弾・焼夷弾、ベトナムにはナパーム弾を落として、一般住民を大量に殺戮しました。こういう残虐行為が行われたのは、有色人種に対する偏見とは無関係ではないと思います。

わが家のニャンコ

2007年06月02日 07時04分03秒 | Weblog
TVの「今朝のにゃんこ」には、とても登場できそうにない、わが家のニャンコ。名前は「にゃん」です。
特技はネズミや鳥を獲ること。家の裏に林があるので、そこに日夜常駐して、獲物を狙っています。
ネズミを一日に3匹獲ったこともあります。獲物を見せびらかすためなのか、家の中に持ち込んで大騒ぎになりました。
死んだトカゲが入り口においてあることもしばしば。
無愛想な猫ですが、皆で可愛がっています。