澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

台湾映画「一八九五乙未」

2009年10月05日 02時24分43秒 | 台湾

前日のブログで採り上げた楊謹華(シェリル・ヤン)が主演する「一八九五乙未」の予告編映像。
1895年、日本の台湾接収に抵抗した客家(ハッカ)の抗日運動を描く。このとき台湾側には一万数千人の死者が出たが、日本側を「悪」として描くようなことはしていない。日本軍の規律正しさ、司令官(北白川親王)の苦悩をよく掘り下げている。
むしろ「台湾民主国」を宣言しながら、大陸に逃げ帰った清朝の役人を嘲笑する場面さえある。
「親日」「反日」とか簡単には色分けしたくないが、日本人が見ても知らなかった歴史を学ぶことができそう。
日本公開はできないものなのか?


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台湾の人気女優~「敗犬女王」「一八九五」の楊謹華

2009年10月03日 01時40分19秒 | 音楽・映画

映画「一八九五乙未」(2008)で主演した楊謹華は、TVドラマ「敗犬女王」でも大ヒット。いま台湾で有数の人気女優だ。

(一八九五)(敗犬女王)

「一八九五」は日本の台湾領有をめぐる時代劇で、楊謹華は抗日運動を率いる客家(ハッカ)の妻を演じた。一方、「敗犬女王」は、30歳を超えたキャリア女性の結婚をめぐるコメディ。全く違った役柄を上手に演じ分けている。

  

楊謹華は、いま31歳だが、芸能活動はすでに15年以上のキャリアがある。モデルとしても活躍している。



最初に「一八九五乙未」を見た私としては、客家の貞淑な妻という映画のイメージが強くて、その他の映像には戸惑うが、実はなかなか気に入っている。
「敗犬女王」は未見だが、ぜひ、DVDを入手して見てみたい。


田中千絵の舞台挨拶~映画「海角七号 君想う、国境の南」試写会

2009年10月01日 17時17分14秒 | 音楽・映画
台湾映画「海角七号 君想う、国境の南」試写会(9月29日 東京・明治安田生命ホール)で主演の田中千絵が挨拶した。
田中千絵の向かって右側は、日本人教師の役を演じた中(あたり)孝介。このほかに、魏徳聖監督(田中千絵の左側)、主演の范逸臣も挨拶した。

映画「海角七号 君想う、国境の南」試写会で舞台挨拶する田中千絵



夫婦別姓法案のウラ側

2009年10月01日 13時27分50秒 | Weblog
民主党政権の千葉景子法務大臣が、夫婦別姓法案を国会に出すと明言した。この人、タレントのエド・はるみに似ているのだが、見かけとは裏腹にかなり過激な思想の持ち主のようだ。

夫婦別姓を認めることで男女平等を図る、在日外国人に選挙権を与える、不法在留外国人にも一定の権利を認める…自民党政権下では実現する可能性が低かった施策が、次々と法案化され実現されようとしている。

かつてアグネス・チャンがTVで「中国では夫婦が別姓。ちゃんと男女平等が実現している」とぬけぬけと語ったことがある。冗談ではない。中国人は、氏族単位で墓をつくるので、その氏族の外から嫁いだ女性は元の氏のままでいるというだけのことだ。”小中華”を自負する韓国・朝鮮半島でもこれは同様。アグネス・チャンがそのことを知らなかったはずはないので、中国のイメージを高めようとして、故意にウソをついたに違いない。

日本には日本のアグネスがいる。ひとつの事象を自分との関わりだけでしか捉えられないので、結果的にはとんでもない判断をする連中だ。千葉景子もそのひとり。弁護士だから優秀なのだろうと、マスコミはTVのバラエティやコメンテーターに弁護士を起用している。だが、実際の弁護士は、狭い法律知識の中で駆け引きをする連中ばかり。思想や理念などとは最も遠い存在だ。

夫婦別姓法案が通れば、身近な話として、○○家の墓はどうなるのかという疑問が生じる。日本は、氏族単位ではなく、家族単位の墓なので、中国と同じにしてしまえというのはとんでもない暴論。中共による大躍進、文革等の暴政が続いても、中国の血縁社会が崩れなかったのは、夫婦別姓を含む氏族社会のおかげだ。

この夫婦別姓法案は、”日本らしさ””日本人の原点”を根底から覆すものだ。鳩山氏が主張する「東アジア共同体」実現への布石とでもいうのだろうか。
一見”民主的”なものには、実はウラがある…。民主党政権の危うさを実感する。