エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

全日本剣道選手権

2007-11-03 | 日々の生活

 今日夕方、TVで全日本剣道選手権を観戦した。11/3は何十年も忘れずに観戦していた。
 部活動の剣道に打ち込み、青春を燃やしていた学生のころが懐かしい。
また、昔、明治時代まで先祖が剣道場を経営していたことや、曽祖父が伊勢の剣道大会で全国優勝したことなど、多少とも剣道と関わりが深かった。

 緊迫する決勝までのいくつかの試合を観戦しながら、若いころを思い出した。
 当時、部活の道場では、となりで柔道部、空手部も練習していた。空手のT.M君とは2年前に再会したが、現在環境技術の会社を経営していた。柔道のH.M君は卒業以来あっていないが、大学教授だ。いずれも年賀のやりとりだけだが、今、会ってみたいと思う。また、剣道部では、専攻は違ったが、忘れられない同級生N.K君やMI君など、先輩のT.UさんやK.Nさん、T.Tさんなどの顔が懐かしく浮かんできた。かつての友達はみんなどうしているだろうか。
 
 会社勤めを辞め、教職に就いてから、また剣道に接する機会に恵まれた。若いころは、何校かで部活動の顧問をしながら剣道を楽しむことができた。K高校で女子剣道で県大会3位に入ったことや、新しく「守破離」の文字入りの手ぬぐいをつくったことなど、今はいい思い出だ。その後、部活の顧問を離れてからはほとんど竹刀を握っていない。

 試合を観ながら、いろいろな思いが去来した。サッカー、野球もいいが、かつて剣道のすばらしさを知ったことをありがたいと思っている。

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2 コメント

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懐かしい剣道 (デン)
2007-11-04 18:20:26
私もあそび半分に始めた中学から大学まで剣道をやってました。弱小大学であっても毎日の稽古や、とくに夏合宿の厳しさには参りました。合宿中の講話で、皇宮警察の師範をされていた師範が「守破離」や「陰陽」について話されたのを思い出しました。今回の試合はスポーツニュースでしか見なかったのですが、研ぎ澄まされた神経の対峙とそこから繰り出す技の美しさに、現代スポーツとは違いを感じました。
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たまに (会津マッチャン)
2007-11-04 19:59:45
木刀で素振りをしたりします。
 今、優しい手のひらを眺め、ひどかった竹刀ダコを思い出します。
 また当時の、凍るような床の雑巾がけを思い出します。道場の床はささくれ立ったひどいところでした。
 小生3段止まり、昇段審査の形も、小太刀を使うまでは出来ませんでした。
 孫にやらせてやりたいと思っていますが・・・。
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