朝から我が家の庭にホシミシジが3頭、悠々と舞っている。
昨日まで、観察していた蛹が羽化した。初の誕生だったが、その顛末は後段で述べる。
わが家では、家を建ててからずっと40年来、庭にホシミスジが生息している。
庭に植えたホシミスジの食草ユキヤナギが庭中に広がった。ほかの食草、コデマリやシモツケもある。
昨日のはユキヤナギ、明日羽化しそうなのはコデマリで育った。
これから羽化予定のの蛹が6個ある。
今日飛んでいる1頭は昨日羽化したもの、他は確認できないでいた個体だろう。
吸蜜は珍しい
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昨日の羽化の顛末
庭のユキヤナギで育ったホシミスジが冬を越し、元気に蛹になった。
ずっと観察し続けてきたチョウは羽化間近かとなった。是非とも羽化の瞬間に立ち会いたかった。
そんな矢先に、突然、郡山まで孫の送迎を頼まれた。困ったが仕方ない。
朝4時起きで蛹を見ると、すっかり黒ずみ、触覚や翅の茶色い小さな紋が透けてはっきり見えていた。
しかし、出発時間も迫り焦った。出先で羽化したらと考え、苦肉の策でユキヤナギの細い枝の蛹を持参することにした。
案の定、途中、高速道を走行中、「羽化したよ!」と孫の声、なんとか駐車スペースを見つけた。
残念ながら、殻を抜けた後だったが、翅がゆれる新生ホシミスジの誕生を、感動の目で撮った。
夕方帰宅し、ふるさとの我が家の庭で愛するチョウを無事放した。 (2021.6.11)
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これまでの成長の跡を振り返ってみた。
20.10.29
21.5/7
21.5.9
5/31
5/31
6/9
6/11
6/11 無事に羽化
残りの蛹で、羽化の瞬間を撮ってみたい。
毎日見つめる小さいいのち、愛おしくてならない。
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